WordPressでブログを更新するようになりましたが、この記事が100記事目となりました。
厳密には、WordPressの前に利用していたライブドアブログでは100を超える記事をアップしていたのですが、WordPress移行の際、文字数が少なすぎたりだとかであまりに見るに耐えない記事を、下書きに戻したという経緯があります。
なので、純粋な100記事達成!とはちょっと意味合いは違いますが。
ブログ初心者の方にとって、目先の目標に「ブログの記事を100個上げる」という事を掲げている方は多いのではないかと思いますし、まずは100記事を目指せ!という記事も沢山出てきます。
そして「ブログ 100記事」で検索すると、実際に100記事アップしてアクセス数や収益がかなりアップしたよ!という報告の記事がぞろぞろ出てきます。
そんな記事を目にして、自分は全然そんなところに行けてないよ…と、モチベーションが下がってしまったブログ初心者の方もいることでしょう。
でも、実際のところ、100記事ではっきり目に見える成果を上げられる人なんて、そんなにいないんじゃないかと思うんです。
少なくとも私はライブドアブログでも、WordPressでも大したアクセス数は稼げていません。
今回は、自分のブログが100記事オーバーでもアクセス数があまり増えなかった原因と、なぜ100記事あればアクセス数が上がる!と思ってしまうのか、考えていきたいと思います。
自分のブログのアクセス数が100記事でも増えなかった原因
100記事達成時点のアクセス数は月間で1400弱
ライブドアブログで100記事達成した頃のアクセス数をGoogleアナリティクスで調べてみましたが、月間で1400台でした。
WordPressでも先月(100記事達成前)のアクセス数が1300後半くらいだったので、奇遇にもほぼ同じ記事数で、似たようなアクセス数となりました。
放置期間が長かったり、新ドメイン移行の影響もある中での月間4桁超えは、個人的には「嬉しいし、有り難い」というのが正直なところ
ではあるんですが、100記事達成のアクセス数&収益報告を見ている限り、ほぼ過疎扱いになるんだろうなと思いますw
敗因その1・日記的記事が多すぎた
この記事にも書いていますが、このブログを書き始めた頃は、アクセス数がどうとか収益がどうとか一切考えていなくて、日記が書けて、時々興味のあるものについてじっくり書けたらいいや位のノリでした。
その時は気楽にやれて良かったところもあるんですが、過去記事を振り返って読むとあまりの中身の無さに笑いすら出てきます。
例えば、この画像の記事は現在下書きに戻しているものですが、このブログの2つ目に書いた記事でした。
※ゴミ箱から出したため、日付は今日のものになっています
前置きの文章かな?と思う方もいたでしょう。
残念ながら、これで全文ですw
当時、もう見られないだろうと思っていたエムブロ!がまだサービスを継続していて、自分の過去のブログを発見できた驚きと嬉しさの勢いのまま書いた記事でした。
正直、Twitterで書いてこいやレベルです。
ここまで極端に短文かつ中身ゼロな記事ばかりでは無いのですが、これじゃ検索に引っかかりようもないだろうなという記事のオンパレードなのは確かです。
敗因その2・基本検索上位に表示されず&検索上位表示されるものはマニアックすぎる
最近だとシャニライ(スマホゲーム)の記事をアップすることが多いのですが、ゲームポータル系サイトやアメブロ等の個人ブログの記事が強いのか、今のところ1ページに表示されてたら全力で喜べるような状態で、2ページ目以降に表示されるのがほとんどのようです。
こんな状況なので、じっくり検索してくれる人以外には気付かれてない感じです。
そして、マジックキングダムズ(これもスマホゲーム)の記事は、あまりライバルがいないせいか上位に表示してもらえていますが、そもそも検索している人数が圧倒的に少ないのではないかと思います。
マジックキングダムズについてはもう遊んでおらず、新たな記事はアップする事が出来ないので、見やすいようにリライトするくらいしか出来ないですし。
検索上位表示については自分の気持ちだけではどうにもならないですが、日記的記事については改良の余地が大アリなので、少しずつ手直ししていきます。
次からは、どうして「100記事=アクセス数激増」と思いがちになってしまうのか、考えてみます。
なぜ「100記事でアクセスが増える」と思うのか
「100記事」は初心者の当面の目標にしやすい+結果が出てくるから
ブログを始めるにあたり、目標の設定は大事です。
記事数が1桁から2桁になる「10」では、下手すると数日で達成してしまう人もいるでしょう。
かといって「1000」を目標にするのは、普通の更新ペースでは年単位の時間が必要になるので、現実的な目標にするのは厳しいです。
その中間となる「100」は更新継続の習慣がしっかりついた頃に達成できる数値になるので、目標にしやすいのだろうと思います。
そして、100記事を書き上げた頃には、どの記事が読まれているか、逆に誰にも読まれていないかが大体把握出来てくるため、自分のブログの状況が判断しやすくなってきている事も大きいのだろうと思います。
条件を満たせば(たぶん)増えるから
100記事でアクセス数がそんなに増えなかった人が、アクセス数増を語るのもおかしい気もしますが。
100記事でアクセス数が月間で5桁になるような人は、どうすればアクセス数を稼ぐ事が出来るのかを理解出来ていて、更に行動が出来ていた人なんだと思います。
もっと具体的にいえば、検索で上位表示される記事を量産できて、検索からブログに来た人が検索で表示された記事だけではなく、他の記事も見てもらえる事が出来たのではないかと。
一方、ほとんどのブログ初心者は、検索で上位表示されるような記事を書けるようなライティング能力は無いと思います。でも、それは普通のことではないかとも思います。
「ブログ 100記事」検索で上位表示される時点で、すでに成功側の意見だから
ブログ100記事のアクセス数ってどうなんだろ?って検索してみると、アクセス数が増えた…とか、100記事の時はあまり増えてないけどその後激増したとか、基本アクセス数が少ないブログやってる人が見たら、落ち込んでも仕方ないような記事がどんどん出てきます。
思い詰めてしまって「もしかしたらブログの才能無い…?」なんて思ってしまう人もいるでしょう。
でもよく考えると、「ブログ 100記事」というそこそこメジャーなワードの組み合わせの検索ですぐに出てくるという事は、少なくとも検索をかけた時点においては、すでにかなりのアクセス数を稼げているブログ=成功者のブログです。
アクセス数稼ぎに成功し、沢山の人が見ているページで「ブログは100記事でアクセスが増える」と断言すれば、信じる人も一定数いるでしょう。
逆に、アクセス数のないブログが「100記事書いてもアクセス数なんて増えないよ絶対」と断言しても、誰も見てくれなければ独り言同然になってしまいます。
理想を追い求めすぎても苦しくなるだけ
私も独自ドメインを取ることを考え、WordPressに移ることも考えるようになってから、それまでとは比較にならないくらい沢山のブログの記事を見る機会が増えました。
色々な記事を見るなかで、こんなブログやりたいあんな風になりたい!って欲が出る事も多くなりましたし、「ブログ運営するならこうあるべき」みたいな記事を見て、自分のブログに当てはめて考える事もありました。
自分のブログに理想を持ったり、目標を持つのは素敵な事ですが、実現させるには多くの時間と文字数が必要なんだろうなと思います。
理想を追い求めすぎて、せっかく始めたブログが楽しめなくなって義務感で更新する様になったり、ブログ自体を諦めてしまうことは、とってももったいないです。
成功者の意見は参考にはなるけど、真に受けてはいけない
100記事でアクセス激増を達成した人、とうの昔に達成したらしき人の、100記事でアクセスが増えなかった人へのアドバイスは参考にはなるかもしれませんが、一つの意見くらいに聞き流してしまいましょう。
中には、辛辣…というか煽るような文章で厳しい事を書きつつ、自分のメールや教材を宣伝している記事がありますが、そんなのただのセールストークです。
ついつい忘れてしまいがちですが、成功を経験した人はGoogleでの検索順位を決めている人ではなく、「現時点でGoogleからの評価を高くする事が出来ている人」だというところは、認識しておかないといけないですね。
(結論)頑張るし、頑張ろう
100記事のアクセス数について調べていたら、時々大成功されているらしき方のウエメセ的指南記事が目に入り、正直イラッとしたのがこの記事を書こうと思った動機です。酷い動機ですw
ブログのアクセス数って、まさに「3歩進んで2歩下がる」の世界なので、一般人からすると、なかなかトントン拍子にはいかない世界だよなぁ…というのが、3年ほどだらだら更新してきて思った事だったりしています。
3ヶ月で○○!100記事で○○!みたいな具体的な目標を掲げたものの達成出来ていないのに、検索したりツイッターを覗いたら達成者が続出しているのを目の当たりにして、モチベーションがた落ち…という人も多いかもしれません。
でも、多分ブログなんてそんなものです。一部の人が凄すぎるだけなんです。
私は現時点では底辺から吠えてるだけの弱々しい犬みたいな状態ですが、いつかはもう少し高いところにいけるように、地道に更新と修正を頑張りたいと思います。
なんだかんだで100記事もアップ出来るのは、十分ブログを頑張る資質みたいなものがあるはず。
目標や理想にとらわれすぎずに、気長に頑張っていきましょう!
それでは、今回はこのへんで。
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