XがTwitterという名前だった時代、私はTwitterの公式アプリではなくクライアントアプリ(非公式アプリ)を愛用している人間でした。
その時々で使っていたクライアントアプリを変えていたりして遊んでいたのですが、一番愛用していたクライアントアプリが「ツイタマ(Android版のみ)」だったのです。
しかしTwitterの突然の仕様変更にともないクライアントアプリが使えなくなってしまい、ツイタマも例に漏れず使えなくなってしまいました。
記事をアップするタイミングの問題で、ツイタマを紹介する予定だった記事が追悼のような内容になってしまったのも悲しい思い出ですね…。涙
もう、ツイタマは使えない。
ツイタマが過去のアプリになってしまったな…と思って過ごすようになった2024年2月、ツイタマを開発されていたソフタマ様より動きが。
それは、ツイタマのBluesky用クライアントアプリ開発のお知らせでした。
Blueskyのクライアントアプリとなったツイタマが、「ソラタマ」として転生することになったのです!
2024年3月にはベータテスト版のアプリが配信開始となりましたので、早速ソラタマを使ってみることにしました。
今回は、ツイタマ改め「ソラタマ」のベータテスト版アプリの使用感をさくっとご紹介していこうと思います。
ツイタマを使ったことがないという方も、ソラタマのことを知ってもらえたら嬉しいです。
ツイタマ、ソラタマとして再始動しました
Twitterが2023年1月、予告なしにTwitterのクライアントアプリの使用を禁止しました。
それにともない、Android用Twitterクライアントアプリであるツイタマも使用することが出来なくなり、ツイタマ開発先であるソフタマ公式においてもアプリの公開終了がアナウンスされました。
公開終了のメッセージには「何か新しいアプリを作成したい」という文章があり今後へ期待を抱かせるものではありましたが、1年弱が経過した2024年2月、Bluesky用クライアントアプリ(Android)の開発が発表されました。
2024年2月上旬にBlueskyが誰でもアカウントを登録できるようになったので、ちょうどいいタイミングかもですよね(誰目線)。
2024年3月8日には、Googleプレイストア上でソラタマのベータテスト版アプリが配信開始となりました。
オープンテストという形になっているため、現時点では誰でもアプリをインストールすることが出来るようになっています。
私も早速ソラタマをインストールして使用しているので、ソラタマの雰囲気を紹介しておこうと思います。
ソラタマ・ベータテスト版の使用感
まずはホーム画面というか、最初にタブを開いた際の画面を。
ソラタマは、Webブラウザのようにタブを開いたり切り替えたり閉じたりして使用するタイプのアプリです。
Bluesky公式アプリですと、ホーム画面に自分の設定したフィードのタブが表示されていて、通知や検索などは画面下のバーから使用する仕組みですが、ソラタマには画面下にバーが存在せず、基本的に見たいものをタブで開いておき、タブを切り替えて使っていく流れとなります。
自分のホームタイムライン(Bluesky公式でいうところの「Following」)などよく見る機能はピン留めしておけますし、一度開いたけれど見るのは不要となったタブはタブ上部の×ボタンをタップすることで閉じられるので、臨機応変に見たいものを見ることが出来ます。
使い始めはタブを開いたり閉じたりする動作に慣れないかもしれませんが、一度慣れてしまうと快適すぎて最高!になってしまうのがソラタマ(ツイタマ)の魅力だと思います。
ベータテスト版ということもあり、少しだけではありますが、ソラタマのいいところを紹介しておきますね。
個人的ソラタマ(ベータテスト版)のいいところ
ソラタマを使っていていいなぁと思ったところを3つ紹介します。
他のBlueskyクライアントアプリでも同様の機能が備わっているものがありますが、あくまでソラタマを使っていいなと思うものについて語りますね。
フィードや特定のアカウントの投稿をタブとして表示しておける
タブを切り替えて使うソラタマの一番の魅力が、好きなタブを常時表示しておけるので、さっと自分の見たい投稿を確認できるところだと思います。
Followingタブ(ホームタイムライン)は表示させなくても問題ないので、特定のアカウントやリスト(Bluesky公式の公開リスト機能)、お気に入りのフィードだけを眺める使い方が出来ます。
私はBlueskyのアカウントが一つしかないので実際に使用出来ていませんが、複数アカウントがある場合にはアカウントAとBをタブで切り替えて使うことが出来るので、タブさえ設定してしまえばアカウント切り替えの手間が省けるのも便利ポイントですね。
なお、アカウントのプロフィール画面はタブではなくポップアップ画面で見る流れです。
リスト追加やミュート・ブロックなどの確認はさっと行うことができますよ。
いいね・リポストの数を設定で見えなくすることができる
いいねやリポストの数が見えていると、SNS疲れを招く原因の一つになることがあります。
ソラタマではデフォルトでは返信・いいね・リポスト数が表示されているのですが、設定メニューから返信・いいね・リポスト数を完全に非表示にするか、投稿をタップすることで表示させるか選ぶことが出来ます。
アプリ設定の「タイムライン」の項目から変更できるのですが、投稿をタップして表示するようにするだけでも投稿がすっきり見えるようになるのでおすすめです。
タイムラインの続きから見ることができる
完全ではないとのことですが、最近表示したタイムラインであれば、前回見た続きから投稿をチェックすることができます。
まだ長時間放置していないのですが、とりあえず問題なく続きからタイムラインの投稿を見られているように思います。
時系列で投稿をチェックしていると、途中の投稿が見られないと流れがよくわからなくなってしまうこともあるので、タイムラインを追うことが出来るのはやっぱり便利。
ツイタマの使用感でBlueskyを楽しめるの、やっぱり嬉しい
ここまで、ツイタマのBlueskyクライアントアプリ「ソラタマ」登場と、ベータテスト版感想について語ってみました。
何よりも、もう使うことが出来ないと思っていたツイタマを、Bluesky用アプリという形で再び使うことが出来て、嬉しさと喜びでいっぱいだなというのが正直な気持ちです。
欲をいえば、Xはもう諦めたとしてもMastodonやMisskeyでも使えたら最高だな…という気持ちはあるのですが、Bluesky専用だとしても、ツイタマの快適だった使用感を再び味わえているのはとても幸せなことですね。
最低限の機能でリリースされたとのことだったのですが、現時点で個人的に使用している機能はすでにソラタマに揃っており、あとはキーワードミュートや特定のアカウントリポスト非表示(こちらはBluesky公式でも現時点で未実装ですが)が使えたらいいなという感じでしょうか。
2024年2月と比べて熱が収まりつつあるように感じるBlueskyですが、多くのアカウントが投稿を続けているように感じますので、穏やかでもいいのでこれからも人が増えて、そしてソラタマを触ってみる人が増えたらいいなと思っています。
Android専用アプリではありますが、ぜひソラタマも試してみてくださいね。
それでは、今回はこのへんで。
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