
ピクミンの位置情報ゲーム「ピクミンブルーム」が配信開始になりました。
ピクミンの世界観を楽しみつつ歩いてゲームを進めていく仕組みが、ここしばらくのコロナ禍の関係で仕事と買い物以外で外出する機会の減っていた私としては心惹かれ、さっそく始めてみました。
ゲームを遊びながら運動もできてしまう位置情報ゲームにはもともと関心はもっていて、実際にポケモンGOやドラゴンクエストウォーク(ドラクエウォーク)をインストールしたことも過去にはありまして。
ただ、ポケモンGO・ドラクエウォーク両方とも、ちょっとだけ遊んで楽しさは感じつつも、結果としてプレイが習慣化する前にプレイをやめてしまっていたのです。
しかし、ピクミンブルームを始めてみたところ、まだプレイを始めて半月ほどという状況ではありますが毎日コンスタントに続けることができています。
たった半月じゃないか…と思うかもしれませんよね。
ただ、 極力外に出たくない!と思っていたズボラな私が、毎日少しでも外に出て歩こうと思える状態が続いていることは、我ながらすごいことなんです。
もし、私のように運動しなきゃと思いつつも、なかなか出歩くのが面倒で踏み切れなかったり、位置情報ゲームに興味はあるけれど、ポケモンGOやドラクエウォークにははまれなかった…というあなたにこそ、ピクミンブルームはかなりおすすめしたい!
今回は、始めたばかりという状況ではありますが、私がピクミンブルームを楽しいと感じられる理由を語ってみます。
ピクミンブルームとは(ざっくり)

ピクミンブルームは、2021年10月26日に配信開始した位置情報機能を使用したスマホアプリ(スマホゲーム)です。
日本では少し遅れて11月1日に配信開始になりました。
任天堂とナイアンティックで共同開発されたアプリとのことですが、ナイアンティックは「ポケモンGO」「Ingress」といった有名な位置情報ゲームを開発している会社なので、この手のゲームはお手のもの?かもしれないですね。
ピクミンブルームは任天堂の人気ゲームシリーズ「ピクミン」でおなじみのピクミンというキャラクターが登場するゲームですが、ピクミンの知識ゼロでも問題なく楽しめるようになっています。
私も、ニンテンドースイッチの前世代機となるWiiUで「ピクミン3」をちょろっと遊んだレベルでしかピクミンに触れていませんが、よくわからなくても大丈夫です。
次の項目からは、個人的にピクミンブルームが楽しめていると感じるポイントについて説明していきますね。
私の考えるピクミンブルームの楽しいポイント
2021年11月中旬の時点で、ピクミンブルームでできることをざっくりまとめると以下の通りです。
他にもできることはありますし、細かい機能の説明についてもここでは割愛しますが、ゲーム性としてはかなりゆるい感じになっていることは伝わったでしょうか?
めんどくさがりかつ飽きっぽい私が、ピクミンブルームを続けられているポイントを紹介します。
家でうろうろ歩くだけでもゲームを進められる

ピクミンの苗を成長させたり、プレイヤーレベルを上げるためには歩数の条件を満たすことが必要(※プレイヤーレベルアップにはその他の条件あり)です。
逆に言えば、ただ歩数を増やすだけでもある程度ゲームを進められるので、どこか目的地に足を運ぶ必要はないわけです。
そのため、家の中でスマホをポケットに入れて歩くだけでも歩数がカウントされればピクミンの苗を成長させることが可能。
頑張ってお出かけして歩きたい日もあれば、家でのんびりしたい日もあるじゃないですか。
そんな家でゆっくりする日でもゲームの進行をほったらかさなくて済むのはかなり嬉しいですし、家事がてら家を動き回っているだけでも思ったよりも歩数を稼げていたりしていて、頑張れない日もモチベーションを保てています。
ピクミンの苗を拾った場所によって、ピクミンのデコレーションが変わる
それなら、外に出て歩く必要がないよね…と思うかもしれませんが、もちろん?そんなことはなくてピクミンブルームにはお出かけした時ならではのお楽しみも用意されています。
「おつかい」では、自分が実際に出かけたエリアのピクミンの苗を入手することができるのですが、成長したピクミンのなかよし度を最大(ハート4つ)にすると、ピクミンの苗を見つけた場所にギフトを取りに行くおつかいが発生します。
このおつかいから戻ってくると、ピクミンがデコレーションされた状態にチェンジします。

デコレーションされたピクミンは、上の画像のような苗を見つけた場所(スポット)の頭文字1文字のシールを身に付けたものだったり、見つけた場所に関するデコレーション(スーバーで見つけたピクミン→食品のデコ等)というパターンもあります。
頭文字シールのバリエーションは無限にあるようなものですし、場所に関するデコレーションも種類がたくさんあるようなので、いろいろなデコレーションを集めたい欲が出てきています。
今のところ行動範囲の狭さが災いし、地元とパート先の市のピクミンが大量にいる状態ですが、今後は色々な場所に出かけてさまざまな場所のピクミンを集めてみたいと思っています。
さらにピクミンブルームはライフログ機能というものがあって、一日の終わりに歩数と画像(基本的には当日撮影した画像)が記録として残るので、自分用日記としても楽しめるのもポイント。
アプリを起動していなくても歩数がカウントされる
位置情報ゲームは、ゲームアプリを起動して定期的に画面をチェックする…という印象がありますよね。
画面自体をスリープにできるゲームはあっても、ゲームの状況をこまめにチェックする必要があったりして、ちょっと面倒に感じることもあったり。
一方ピクミンブルームでは、「Google Fit」という健康管理アプリでカウントされた歩数がピクミンブルームに反映される仕組みになっています。

そのため、Google Fitアプリの歩数カウントがちゃんと機能さえしていれば、ピクミンブルームを起動しなくても歩数がカウントされているのです。
ピクミンブルームを始めるとき、Google Fitがスマホにインストールされていなかったので正直ちょっと面倒に感じていたのですが、いざ使ってみるととりあえずスマホを持って歩けば良いという気楽さがありがたいと思うようになりました。
もちろんGoogle Fitで歩数のチェックができるので、ピクミンブルームを立ち上げずとも現在の歩数を確認できるのも嬉しいポイントですね。
他のプレイヤーと競う要素がほぼ無し
ピクミンブルームには現在のところ他人と競う要素がありません。
競う要素が好きな人もいるとは思いますが、のんびりゲームを楽しめたら十分と考えているので個人的にはとてもありがたいです。
プレイヤーレベル15でキノコチャレンジという機能が解放されて、他のプレイヤーと協力する要素はあるのですが、協力がプレイに必須ではありませんし、1位を争うタイプの仕様でもなさそうでほっとしました。

フレンド機能もありますが、ゲームを進めるためはフレンドがいなくても困るようなことは現時点ではなさそうですし、実際フレンド0で遊んでいて寂しさを感じることもないですね。
今後、ピクミンブルームが続いていくうちに競う要素が出てくるのかもしれませんが、スルーしても問題ないようなものだといいなと思っています。
ピクミンが可愛い

ピクミンが可愛い!
単純な理由なのですがここは外せない推し要素ですよね。
ついついピクミンの一挙手一投足を見てしまうので、ちょこっとゲームやるつもりがしばらく眺めてた…みたいなことがしばしばありますw
自分のMii(アバター的な存在)にピクミンがちょこちょこくっついてきたり、キノコを小さな体でぴょんぴょん攻撃している姿に癒やされています。
以前、WiiUでピクミン3をちょこっと遊んだことがあるのですが、ピクミンが原生生物に食べられてしまう展開が悲しくなってしまって。
自分が繊細すぎるのかな…なんて考えたりもしたのですが、やっぱりピクミンに愛着をもってしまうとしんどくなってしまったのはやむなしだったのかもしれません。
一方、ピクミンブルームのピクミンは食べられてしまうような要素はないので、100%穏やかな気持ちでピクミンを愛でられるのが嬉しいですね。
今後ピクミンが食べられるような機能が実装されないことを心から祈ります(涙)
私がピクミンブルームを楽しめているポイントは以上となります。
歩数計アプリ寄りだからこそ、続けられそう…かも

ここまで、ピクミンブルームの個人的に楽しいと感じているポイントについて語ってみました。
お出かけする日もしない日も楽しめるし、ゲームを立ち上げられない時でもゲームを進行できて、ピクミンを思う存分愛でることができる。
根っこがインドア派で何かとめんどくさがりな私が、ほぼ毎日少しでも歩こう!というモチベーションになれているのは、ピクミンブルームのゆるく楽しめる雰囲気がちょうど私に合っていたのかもしれないと思っています。
ピクミンブルームが他の位置情報ゲームと比べてゲーム性が低い、ただの歩数計アプリ!という意見を目にしたことがあるのですが、むしろ歩数計ライクなアプリだからこそ自分のペースでのんびり進められるのがいいんだよ!って感じですね。
残念ながら、ピクミンブルームは100%絶賛できているわけではなく欠点もありまして。
ピクミンブルームを起動させるとバッテリー消費が激しくてもりもり電池が無くなっていってしまったり、なぜかGoogleプレイストアでさまざまなアプリを更新しようとしても保留中のままになってしまい更新ができない問題があったり(私の環境ではピクミンブルームを強制終了すれば更新できます)。
バッテリー消費については、位置情報ゲームという特性的に難しいところもあるとはいえ、もう少しバッテリー消費がゆるやかになるようなモードなどが実装されればありがたいところです。
まだまだ始まったばかりのピクミンブルームですが、末永くピクミンをお供に歩数を積み上げていけたらいいなと思います。

それでは、今回はこのへんで。