MastodonとMisskeyを1年使って思う、楽しかった理由と微妙なところを率直に書いてみる

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MastodonとMisskeyでSNSが楽しくなった理由と微妙なところを率直に書いてみる

Twitter(現・X)をSNSの本拠地としていた頃、楽しいと思った時もあったのは確かだったのですが、ずっとSNSへの適性のなさのようなものを感じていました。

試験的にInstagramやMixiにSNSの場を移してみても、最初の頃は楽しかったのだけれど、やっぱり楽しみきれていない自分に気が付いてしまう。

そんなことを繰り返しているうちに、やっぱりSNSは自分には向いていないのかも…と思う気持ちが強くなる状態となっていました。

そんな自分が2023年1月下旬に、Twitterの非公式アプリが使えなくなりいよいよTwitterを見るのも限界かもな…という気持ちと、ふとした興味から再び手を出したのがMastodon。

Mastodonを再開して1年が経過したのですが、MastodonだけでなくMisskeyのいろいろなサーバーにアカウントを作ったり、自分専用のMastodonサーバーをホスティング利用で立ち上げたりと、この1年自分でもびっくりするくらいSNSにのめり込んだな…という気持ちです。

ThreadsやBlueskyなど他のSNSにも挑戦してみたりしていますが、1年にわたって投稿し続けられているのはMastodon+MisskeyなどのFediverseだけなので、きっと定着できているような気はする。

なぜ、SNSはどれも続かないし向いてないと思っていた私がMastodonやMisskeyなら楽しいと思えたのか、そしてここはちょっと…と思う利用していて感じている微妙なポイントも振り返ってみようと思います。

↑のMastodon紹介記事や、Misskeyについて紹介した記事の内容と一部重複したことを書いていますが、今回はあくまで1年ほど使い続けていて思ったことについて書いていますので、生暖かい目で見てもらえたら幸いです。

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SNS適性がないと思っていた私が、MastodonやMisskeyを楽しいと思えるようになった理由

投稿したことに対して大体反応があるので、投稿しがいがある

承認欲求…といわれるかもしれないですが、やっぱりSNSで何かしら投稿する以上、反応は無いよりあった方がいいですよね。

すべての投稿に反応せよ!というつもりはありませんが、やっぱり投稿に無反応な状態が続くとモチベーションが低下するのは確か。

Mastodonを再開して、楽しいと思えた大きな理由が大抵の投稿には何かしらの反応があるということでした。

ちょっとした朝の挨拶からゲームの進捗にどうでもいいつぶやきまで、投稿内容の方向性に関係なく反応があるのは本当にありがたかったです。

絵文字リアクションの使い勝手が良かった

Mastodon自体には絵文字リアクション機能がないため、Mastodonの自分専用サーバーでは絵文字リアクションは使えませんが、Mastodonを改造したサーバーであるFedibirdやMisskeyなどでは絵文字リアクション機能があります。

この絵文字リアクション機能、本当に使い勝手がいいんですよね。
絵文字リアクション機能使いたさにMastodon自分専用サーバー一本にすることが出来ず、Misskeyにも投稿しちゃってるといっても過言ではないので。笑

Twitterだと投稿内容に関係なく「いいね」かリプライで反応する形になりますが、絵文字リアクションが使えると朝の挨拶の投稿に「おはよう」、仕事が終わった的投稿に「おつかれ」、体調悪そうな投稿に「お大事に」とか頭をなでなでする絵文字でリアクションする…という反応をつけたり貰ったりしている感じですかね(一例です)。

Fedibird・1周年の投稿と絵文字リアクション

Fedibirdでアカウント開設1年になったことを投稿したのが↑の画像なんですが、たくさんのおめでとう的リアクションがついていて嬉しかったですね(この記事用に投稿したわけではありません、念のため補足)。

リアクションに使うカスタム絵文字が自由に作れること、サーバーによってはサーバー特有のノリが強すぎるリアクションがあったり、リアクションが賑やかすぎて目に優しくない投稿もある、使い方を間違えるとトラブルの種になる…といった問題点のようなものもあるわけですが、普通に使う分にはとても便利な機能だと思っています。

様々な種類のサーバー(インスタンス)がある

MastodonでもMisskeyでも、Misskey.io、mstdn.jpといった大規模なサーバーから、大規模ではないけれど、そこそこ活発なサーバー、そして少人数でひっそりしたサーバー…と、いろいろな種類のサーバーがあるのがやっぱり面白いところだと思っています。

私の場合、大規模サーバーはなんとなく肌に合わないと感じてしまい、かといって大規模ではないところでのローカルタイムライン(同じサーバーのアカウントの投稿が流れるタイムライン)をずっと見ているのはしんどいという気持ちもあったので、普段投稿する場所としてはローカルタイムラインが存在しないところがベストだという結論に達しました。

2023年1月の頃はローカルタイムラインの無いサーバーはあるけれど少ない印象でしたが、2024年1月現在はローカルタイムライン無しなサーバーの選択肢が増えたので、ローカルタイムライン無しという条件から自分好みのサーバーを探す余地が出てきたように感じます。

なお、ローカルタイムライン苦手を前面に出していますが、Mastodon再開後の投稿がローカルタイムラインで反応してもらえたことでMastodonの世界にすっと入っていけたというのはありますので、ローカルタイムラインならではの良さはあると思っています。

複数のMastodon・Misskeyサーバーや様々なSNSでアカウントを作ることを堂々と楽しむようになった

Twitterでも趣味用のアカウント・ブログ用のアカウントを使い分けてみたりしていたことはありましたが、MastodonやMisskeyでは気になるサーバーを見つけ次第軽率にアカウントを作っていました。

私だけに限らず、MastodonやMisskeyでは複数のサーバーにアカウントを作る人もかなり多い印象がありますね。

普段使っているサーバーがトラブル等で使えない時の避難所的に使ったり、利用しているサーバーの方向性が合わないな…と思った時でも、同じアカウントをフォローしておけばホームタイムラインが同じ状態にできるのは便利でした。

公開範囲が選べるのでネガティブ・ぼやき・ネタバレといった投稿のハードルが低い

MastodonでもMisskeyでも、投稿ごとに公開範囲を選べるため、特定の投稿だけフォロワーのみ見せる使い方ができます。

さらに、CW(コンテンツワーニング)機能で、ネタバレやネガティブな内容の投稿を隠した状態にできるので、見る人を選ぶかも…という投稿でも少し投稿へのハードルが下げられる感じがあります。

Misskey・コンテンツワーニング(CW)投稿

↑の画像はゲームのネタバレを含む投稿ですが、開かなければ投稿内容が見えません。

先述の絵文字リアクションとの相乗効果で、ネガティブでひとりよがりかも…という内容の投稿でも反応がつくことで、元気になれることが多々ありました。

個人的・Mastodon&Misskeyで微妙に感じるポイント

ここからは約1年MastodonやMisskeyを使ってきて、ちょっとな…と思うところを書き出してみます。

あくまで個人的にうーんと思うポイントなので、そういう見方もあるんだな~くらいに思ってもらえたら幸いです。

アカウントを作りすぎた結果、SNSに時間使いすぎ問題

Fediverse・アカウント一覧(ぞーぺんより)
ぞーぺん(AndroidのMastodon&Misskeyアプリ)のアカウント一覧※ぼかしが入っているのはBlueskyアカウントです

楽しいのは悪いことではないのですが、MastodonやMisskeyでさまざまなアカウントを作りすぎた結果、SNSを見る時間がとても多くなった気がします。

現在はMastodon自分専用サーバー・Misskeyの趣味投稿用アカウント・壁打ち&ひとりごと用ひっそりアカウント(Misskey)の3つを使っている状態ですが、2023年12月頃は色々なアカウントでタイムラインの投稿を追おうとした結果、SNSがストレスみたいな状態になってしまっていました。

最近はSwitchのゲームにハマっているので、自動的にSNSを見る時間が減っている状態ではありますが、意識してのめり込みすぎないようにしないといけないなと思っています。

内輪ノリがしんどい問題

ローカルタイムラインがしんどくなってしまう原因の一つが、投稿(タイムライン)の内輪ノリが強すぎてついていけないと感じてしまうことだと思っています。

私は、好きなものを見たり語ったりしてテンションが上がる我ながらオタクだな…と思う時と、テンションが上がっている状態をすっと引いた目で見てしまう時が交互にやってくるタイプの人間です。

だからなのか、特定の話題で盛り上がっている時についていけないな…と思うと、一気にタイムラインの居心地が悪くなってしまいがち。

そのような要因があったからこそ、私の現時点でのSNSの拠点がMastodonの個人サーバーに行き着いたのだと思いますが、ローカルタイムラインでなくとも特定の話題で盛り上がりを見せるタイムラインを見てしまうと、やっぱりしんどいな…と思ってしまうことはあります。

ミュート・ブロック・フィルター(ワードミュート)を活用するのはもちろん、自分から合わないものとの距離を積極的に取ることも必要なのかなと思いますね。

どの程度本音を投稿していいか迷う問題

良かったポイントに挙げている「ネガティブな投稿を比較的しやすい」という環境があるために、ついついネガティブな投稿をしがちというのはあります。

基本的には絵文字リアクションで肯定的なリアクションをもらうことが多いのですが、時々エアリプで反論されたりして変な感じになってしまうこともぶっちゃけありました。

そして、本文が隠された投稿を開いてみたら自分が好きなものを否定するような書き込みだったりして、好感度がグッと低下したり、フォローを外すことにした…という経験も何度もあります。

ネガティブな投稿を見ることでその人が普段出さない一面を垣間見ることが出来たと思うこともあれば、ただドン引きするだけ…という時もあるので、線引きって本当難しいところなのだろうなと思います。

人間生きていれば色々な感情になるので、100%前向きな投稿にするのは難しいとは思うけれど、どこまで率直に本音を書いていくべきかは答えが出ていません。

合わないアカウントのミュート・ブロックが結構面倒だった問題

合わないと思ったアカウントは基本的にフォローを外すか、ミュートして視界に入れないようにしているのですが、MastodonやMisskey特有の問題として、複数のサーバーにアカウントを持っている人が多いため、サーバーAのアカウントをミュートしたけど、サーバーBのアカウントの投稿が見えてる…みたいな現象があるあるな気がします。

サーバーA中心で投稿、サーバーBはサーバーAが使えない時だけ投稿…みたいな状態であればまだいいのですが、サーバーA・B・C・D・Eそれぞれ同じような頻度で投稿…みたいな使い方をしているアカウントだと、モグラ叩き状態になってしまって結構面倒くさい。

色々なサーバーにアカウントを作って拠点に出来るのはMastodonやMisskeyのいいところなのですが、状況によってはデメリットにもなってしまうかもと思いました。

これからもSNSの旅は続く…かも

ここまでMastodonを再開して1年が経った状態での、Mastodon&Misskeyの良かったところと微妙だったところを振り返ってみました。

MastodonやMisskeyに手を出してそれなりの期間が経ちましたが、SNSに向いてないと思っていた自分自体が特に変わったわけではないのだと思います。

自分が変わらなくても、自分を取り巻く環境が変わることで感じ方が変わったのかな?という気がするのです。

そして、一時期はSNSの拠点をMastodon(Misskey)にするぞ!と息巻いていたりもしましたが、今は熱が落ち着いたのか拠点なんてその時その時で居心地が良いと思うところにいれば充分かな?と思うようになりました。

MastodonやMisskeyはさまざまなサーバーがあるので、今のサーバーがう~ん…となっても、どこかしら自分に合ったサーバーがあるかもしれない…という余地があるのも大きいですし、他のSNSは他のSNSなりの良さがあるので、気の向くまま自分が楽しいと思うところに居られたらいいかなと。

2024年のSNSはどうなるのかわかりませんが、息抜きのできる場所としてうまく使い続けていきたいと思います。

それでは、今回はこのへんで。

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