
私は、てがろぐをブログよりも手軽に書き残せるメモ的ブログのような立ち位置で利用しています。
てがろぐは「ゆーのつぶやき処」という名称で公開しているのですが、ゆーのつぶやき処での初投稿が2023年5月22日でして、設置してから3ヶ月が経過しました。
マイペースに投稿し続けていて、この記事を書いている時点での投稿数は173。
投稿しない日もあるけれど、基本何かしら投稿していて、3ヶ月くらい経つと放置することが多い飽きっぽい私ですが、それなりに定着してきたのかな?という感があります。
そこで今回は、てがろぐを3ヶ月ほど続けてみて感じている良かったところと、ちょっと微妙かも…という点についてまとめてみました。
てがろぐをミニブログ的な独立したページとして利用している人間の感想であることと、てがろぐを始めた際に書いた記事と重複している内容もありますが、お許し頂ければと思います。
てがろぐを使って3ヶ月経って思った良い点・微妙な点
前置きにも書いていますが、私はてがろぐをミニブログ・自分だけのSNS的に活用している人間です。
創作物置き場として利用していたり、自分のサイトに埋め込む目的で利用している方とは使い方が大きく異なっており、感想も別物になると思われますので、あくまでも私個人の感想であることをご理解頂ければ幸いです。
てがろぐの良かったところ
自分のペースで好きなことを書き残せる
てがろぐを始めたきっかけの一つが「自分のペースで自由に思ったことを書けそう」だったのですが、間違いなく自分のペースで好きなことを書くことができています。
気持ちとしてはTwitterの延長線上のような気分で投稿していますが、文字数制限がまったくないので、短文でもいいし長文でもいいというゆるさがとてもいい。
そして、誤字を連発しがちなうっかり人間的には編集可能というのも(当たり前の機能とはいえ)とてもありがたい。笑
SNSに投稿するほどでもないゲームの進捗状況とか、ひとりごとみたいな内容を書くハードルが低めなので、本当に気楽に使えるのがいいですね。
そして、2023年7月にTwitter(現・X)の閲覧制限でメインで利用しているMastodonに人が押し寄せてサーバーが重くなったり、ローカルTLの雰囲気がちょっと変わってしまうことがあったのですが、てがろぐ上ではもちろん無関係だったので、周りに左右されずに使えるてがろぐのメリットを強く感じられました。
カテゴリー・タグ分けができる
てがろぐの投稿は、有名どころのSNS同様にタグ機能があります。
もちろんタグをタップ(クリック)しても自分の投稿が表示されるだけなのですが、自分の特定のジャンルの投稿をさっと見返したくなった時に一覧を簡単に表示できるので、とてもありがたいですね。
さらにカテゴリーの設定もできるので、ゲームの全体の投稿を確認する…みたいな使い方もあわせて出来るのは便利でした。
ただ正直、カテゴリー分けはあまり上手く出来ていないので、もう少しカテゴリーを整理するかそもそもタグだけにするか考えているところではあります。
自分の意志でログを残せる
てがろぐで投稿している最大の理由が「自分の投稿した記録を自分の意志で残しておけること」かもしれません。
SNSのアカウントが凍結したり、サーバーのトラブルで投稿データが消えてしまう…という可能性を目にしたり実際に体験したので、やはり自分のゲーム記録は自分がデータを残したいと思える間は手元に残しておきたいという気持ちが強くなりました。
もちろん自分の管理一つでデータを消してしまう可能性は無きにしもあらずなのですが、少なくとも誰かのせいではなく自分のせいでデータが消える方がましかなと思うので、精神的にはとても良い感じかと。
画像を隠したり、文章の一部を隠せるのでネタバレやネガティブなことも配慮しつつ書ける
てがろぐページはそもそも閲覧される機会が少ないだろうとは思いますが、明らかなネタバレになりそうな話題や画像について投稿するのはどうしようかな…という迷いが出ることはありました。
ただ、てがろぐには画像をワンクッション置いて表示させる機能があったり、文字を隠して投稿する機能が実装されています。

なので、ネタバレやネガティブなことについて投稿はしたいけど隠したいな…という時でも、書き残すハードルがぐっと下がりました。
同様の機能はMastodon・Misskeyにも実装されていますが、同じような感覚で利用できるのは良いところだと思いました。
RSSに対応している
投稿そのものとは違うものの地味にありがたい機能なのが、てがろぐ側で設定を拒否していなければRSSに対応しているということ。
私は一時期RSS機能を使ってブログのサイドバーにてがろぐの投稿を表示させていました(※現在はMastodonの投稿に変更)が、RSS機能に対応しているということは、気になるてがろぐをRSSリーダーで見ることができるというわけです。
SNSのように投稿を気軽にチェックしづらいてがろぐですが、個人的に気になっているてがろぐページをRSSリーダーでチェック出来るようになったので、とてもありがたいです。
微妙かもしれないと思うところ
万人に勧めにくいのは否めない
使い勝手的には、本当にいろいろな人に勧めたいてがろぐなのですが、まずサーバーの契約やドメインが必要というところからして、やっぱり誰にでも勧める…というのは難しいかもしれないなというのが本心です。
自分自身、てがろぐをサーバーに設置するのはかなり楽勝だったのですが、サーバーを引っ越しするときは盛大につまづいてしまったので、誰でも簡単に使えるよ!とは軽率には言えなくなってしまったところがありますし(利用するサーバーによって大きく使い勝手は異なるとは思いますが)。
サイトやブログを自力でやれるようなタイプの方であればそこまで難しくはないとは思いますが、むしろ、その域にいらっしゃるような方にてがろぐが必要なのかは正直なんともいえないですし。
使ってみるとすごくいいのは確かなのですが、使い道が人それぞれになるツールゆえに、誰でもどうぞ!みたいな勢いではおすすめしづらい気がします。
HTML・CSSの知識がないと大変かも…
私の場合、はてなブログやWordPressで少しだけCSSをいじったことがあるので、多少なんとかなっている部分はありますが、知識ゼロの状態の人がてがろぐで自分のページをカスタマイズしたい!となった場合、勉強しながら頑張る必要があるかもな…という感じがあります。
てがろぐ公式ページで解説記事がありますが、ちょっとやってみようと思ってできる感じじゃないかな…とは思うので。

私は個人の方が配布されていたスキンを使わせて頂いているのでなんとかなっていますが、検索で見つけるレベルでは配布されているてがろぐスキンの種類が多いとはいえないですし、配布が停止してしまっていることも多々見かけるので、自分でスキンを改良できるタイプではない場合、選択肢が少なくて大変な感じはありますね。
SNS・ブログのような反応を求めるのは厳しい
Mastodonで個人用サーバーを立ち上げることにした理由記事でも触れていますが、SNSにリンクを貼ったり、ブログのサイドバーにてがろぐの更新通知を貼り付けていると全然無反応という感じではないものの、やっぱりSNSであったりブログであったりといった反応をてがろぐに求めるとちょっとしんどいなと感じました。
自分がてがろぐを始める前に見つけたてがろぐページにいいねボタンが設置されていて、すごく心惹かれたので便乗していいねボタンを付けてみたのですが、設置してしばらく経過してからはいいねされることが極端に減ってしまい、羅列されるいいね0表示に意味を感じなくなったので撤去してしまいました。
一応ネット上に公開してはいるので、もしかしたら誰かがてがろぐの投稿を見てくれるかも…くらいの立ち位置でマイペースに投稿する方がてがろぐには合っているのだと思っています。
SNS代わりにはならないかもだけど、やっぱりてがろぐはいいぞ

てがろぐを3ヶ月ほど利用し続けてみて、良かったこととうーん…と思ってしまったことを書き出してみました。
せっかく立ち上げてみたてがろぐにSNSのような反応を求めてしまった時期もありましたが、SNSとは使い分けることで、あらためててがろぐの良さを実感することができたように思っているところです。
基本は自分のためにログを残す、もしかしたら誰かがのぞき見するかも(ありがとう)…くらいの気持ちで、これからもてがろぐの運用を続けていけたらいいなと考えています。
そして、少しずつてがろぐに挑戦してみたいと思う人が増えたらいいですね!
それでは、今回はこのへんで。
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