マストドン(Mastodon)というSNSをご存じでしょうか?
私が、マストドンの存在を知り初めて利用したのは2017年のこと。
ポストTwitterとしてマストドンが話題になり、マストドンを使ってみる人が続出していたので、私も便乗して利用してみたわけです。
マストドン、最初は新鮮に感じていたのですが、いつの間にかログインすることを忘れるようになり。
そして、世間でもマストドンという名前を聞かなくなりました。
2020年にうちのブログでもマストドンについて書いた記事をアップしています。
当時の私は、マストドンにハマりたかったけどハマれなかった目線からマストドンを語っていました。
もう利用することはないかな…と思っていたマストドン。
しかし。
実は2023年1月に利用を再開しました。
久しぶりにマストドンを触っているのですが、とっても新鮮でTwitterでは得られない楽しさがあり予想以上にハマっています。
今回は、2023年になって満喫中のマストドンについて語っていきます。
マストドン、再スタートしました
一時期は私だけでなく、世間からも忘れられた存在…といっても過言ではなかったマストドン。
しかし、2022年の後半あたりから、Twitterに不安や不満を感じた人たちがマストドンへ移住している…という話をちらほら聞くようになりました。
私がマストドンに再び興味を持ったのは、Twitterが非公式Twitterアプリ(サードパーティアプリ)を突然の規約変更で締め出したのがきっかけ。
愛用していた「ツイタマ+」というアプリがある日突然使えなくなり、不本意ながら公式のTwitterアプリを使うも、おすすめだらけ・広告だらけでツイートの見づらさにストレスを感じるように。
Twitterからの「移住」だとか「脱出」を考えたわけではありませんでしたが、マストドンをあらためて使ってみたらどんな感じなのかな?…という好奇心が高まった結果、マストドンでアカウントを作ることにしました。
マストドンを久しぶりに使って思うこと
ほぼ6年ぶり(過去のマストドン記事の際に少し使ったので「ほぼ」です)のマストドン利用で思ったことについてまとめてみます。
なお、この記事ではマストドン再始動の感想について書いていきたいので、マストドンの使い方や機能については別の記事で説明できたらと思っています。
入ったサーバーで印象が変わる
私が2017年にマストドンを始めたとき、登録したサーバーは大規模サーバーの「 mstdn.jp 」。
加えて現在は閉鎖済みとなっている小規模のサーバーにもアカウントを作っていました。
mstdn.jp は人数が多くて活発なのは伝わりましたが面白いと感じることができず、かといって小規模サーバーはアットホームすぎるがゆえに気楽につぶやけず息苦しさを感じてしまい、2つのアカウント両方とも放置してしまった状態でした。
今回、再始動するにあたり私が選んだサーバーは、そこそこ大規模サーバーの 「Fedibird」というところ。
マストドンでは、同じサーバーのアカウントの投稿が見られる「ローカルタイムライン」という機能があるのですが、Fedibirdにはローカルタイムラインの機能がありません。
さらに他のサーバーでは実装されていない絵文字でのリアクションが可能など、Fedibird独自の機能がいろいろ用意されているMastodonサーバーです。
ローカルタイムラインがないことで、始める際にはなかなかフォローするアカウントが見つからないのでは…と不安もありましたが、いざ初めてみると心配無用でした。
むしろローカルタイムラインがないことで、自分が思いついたことを気兼ねなく投稿できるので、壁打ちしたくなったときにガンガン壁打ちできる心地よさを感じています。
Fedibirdとは別に、オタク趣味の話ができそうなサーバーにもアカウントを作っているのですが、サーバーによって雰囲気が違うので、自分の方向性にあったサーバーを見つけられるかはとても大切だと思いました。
500文字がちょうどいい
Twitterでツイートを投稿できるのは140字までですが、マストドンは500字まで投稿可能です。
一言二言程度ならTwitterの140字でも足りるのですが、ちょっと語りたい!と思ったときに140文字では全然足りないと思いがちだったんですよね。
あまり、リプライをぶら下げるのも長文を画像で貼り付けるのも好みではなかったし。
500字まで可能となると、ちょっとやそっと語るくらい余裕の文字数なので、文字数を気にせずつぶやけるのはストレスがなくて快適なのだと実感しています。
Twitterより反応がよくて楽しい
現在Twitterでメインにしているアカウントはフォロワーが10前後しかいないため、ツイートしても反応をもらえることは滅多にありません。
マストドンでもフォロワーがほぼいない状態では、反応なんてあるわけないよな…と思っていたのですが、想像以上に自分への投稿にいいね(マストドンではお気に入り)やリツイート(マストドンではブースト)の反応があるのです。
これは本当に予想外だったし、自分への投稿に反応があるとめちゃくちゃモチベーションが上がるんですよね。笑
マストドンの検索機能はあまり使えない感じなのですが、ハッシュタグを付けて投稿したり、同じサーバーのアカウントの投稿が見られるローカルタイムラインで見られることで、フォロワーが少ない状態でも反応をもらえる印象です。
かゆいところに手が届くフィルター機能・投稿機能
Twitterには及ばないとはいえ、マストドンは国内外に数多くのユーザーがいます。
色々な投稿を見ていると、どうしても不快な投稿や自分の見たくない話題について触れている投稿を目にしてしまうことが出てきます。
ただマストドンにはアカウントのミュートやブロック機能、いわゆるキーワードミュートとなるフィルター機能があるので、簡単に目に入れないように設定できます。
ミュート機能の場合、一時的にミュートにする設定もあるので使い勝手がとてもいいですね。
さらに、投稿機能もTwitterよりきめ細かく設定が可能なのも便利。
本文や画像を隠して閲覧注意状態で投稿できたり(タップしないと開かない)、投稿の公開範囲を投稿ごとに選べるので、Twitterでいうところの公開アカウントと鍵アカウント(非公開アカウント)のツイートを投稿の内容によって分けられるのです。
みんなに見てほしい!と思う投稿と、内輪でこっそりつぶやきたい投稿ってあるじゃないですか。
投稿の都度変えられるのって自分の精神的にめちゃくちゃ楽なんですよね。
きめ細やかに設定できる分、初心者にはわかりづらく感じるところもあるのですが、慣れるとめちゃくちゃ快適です。
マストドン、しばらく楽しんでみます!
ここまで、マストドンを久しぶりに使って感じたことについて語ってみました。
以前マストドンについて書いた記事では、今ひとつ楽しめないまま飽きてしまっていたのですが、あらためて考えると当時選んだサーバーが自分に合っていなかっただけなのかもしれないと痛感しています。苦笑
2017年当時と違い、Twitterに思うこともかなり変わってしまったのも大きいとはいえ、ありのままの自分で好き勝手つぶやける場所が見つかった(かもしれない)ことが単純に嬉しいですね。
私のように、Twitterに何かしら思うところがあってマストドンにアカウントを作る人が増えているようなので、過疎感をあまり(全く…かもしれない)感じないことも大きいかもしれませんが。
機能面としても、Twitterの後で開発されたサービスということもあり、Twitterの上位互換のような機能がいろいろ用意されていて、マストドンってこんなに便利だったんだ!…と、あらためて実感する次第です。
まだ再始動したばかりの状態ではありますが、マストドンは自分だけでサーバーを立ち上げることも可能なので、もしマストドンを続けられそうなら自分だけのMastodonサーバー立ち上げに挑戦してみるのも楽しそうかなと思ったり。
さすがに知識が必要なので、簡単には挑戦できないですけどね。汗
今回はマストドンを再開しての感想のみの記事でしたが、ゆくゆくはマストドンについて説明・解説のような記事もアップできたらいいなと考えています。
マストドン、ハマらなかった…なんて嘘ついてごめんなさい!
※マストドンの始め方(アカウント登録)についての解説記事をアップしています。よろしければ↓
それでは、今回はこのへんで。
【2023年4月4日追記】マストドンとよく比較されているSNSとなるMisskeyについて記事をアップしました↓
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