アイドリッシュセブンTVアニメ1期の感想・個人的に推したい話BEST3【アニナナ】

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アイドリッシュセブンTVアニメ1期の感想・個人的に推したい話TOP3【アニナナ】

スマホアプリで人気の女性向けコンテンツ「アイドリッシュセブン」。

アイドリッシュセブンはアニメ化もされているのですが、全体的にクオリティが高く男性アイドルがメインの作品の中でもかなり面白いです。

2020年にアイドリッシュセブンのTVアニメシリーズ2期が放送されていますが、あえてアイドリッシュセブンのTVアニメシリーズ1期全話を振り返って視聴しました。

2期ではアイドルとして軌道に完全に乗った感のあるIDOLiSH7の7人ですが、1期ではデビュー前の状態から新人アイドルとして光が当たるまでが描かれています

2期から観ても楽しめるアイドリッシュセブンのTVアニメですが、やっぱりアイドリッシュセブンの世界を楽しむなら1期の1話から観てほしい!というのが、一人のアイナナ好きとしての正直な気持ちです。

今回は、アイドリッシュセブンTVアニメ1期から、特に個人的に面白いと感じた話を3つ紹介したいと思います。

あらすじを紹介する記事ではありませんが、アイドリッシュセブンTVアニメ版の雰囲気が少しでも伝わればいいなと。

それでは、本題に入ります。

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個人的に面白かったアイドリッシュセブン・TVアニメ1期の3つの話

その1.第6話・雨の中の凱旋

IDOLiSH7の2回目となるライブを開催中、雷雨による停電が発生するアクシデントに見舞われるが…という話。

2度目のライブ開催となったIDOLiSH7
初めてのライブは絵に描いたようなガラガラの客席の状態でのライブでしたが、地道な活動で知名度が上昇したことで、初ライブと同じ会場にも関わらず満席に。

ライブ中にテレビ中継が入るなど、デビュー前にも関わらず注目されているライブでしたが、ラスト曲の途中で雷による停電が発生し、ライブが中断してしまいます。

困惑するIDOLiSH7メンバーでしたが、観客を楽しませようと立ち上がったのは四葉環
音のない静かな会場でダンスのパフォーマンスを披露し、停電復旧まで場を繋ぎ、結果的にライブは大成功。

この話の見どころは、なんといっても停電中という非常事態でも観客に楽しんで帰ってもらおうとダンスする環と、照明&音響の復旧後の歌い出しを担当した逢坂壮五が入れ替わりにタッチするところでしょう。

このシーンをきっかけに、2人はコンビとしての活動が目立つようになるのですが、アイドリッシュセブンの世界の中でも、現実の世界の中でもコンビ人気が高まった感がありましたね。

ステージ裏で、駆け回るマネージャー紡ちゃんもカッコいいし可愛かった…!

スマホアプリ版のストーリーでも同じ展開があったのですが、うまく映像化されていて素晴らしい回だったと思っています。

その2.第8話・プリーズ、ミュージック

全国放送の歌番組「ミュージックフェスタ」に出演することになったIDOLiSH7。
7人でのデビューのための大きなチャンスに意気込むメンバー達でしたが、急なアクシデントや予定変更に巻き込まれ、動揺したまま本番に…という話。

体調面のコントロールが出来ないまま急に本番を迎えた七瀬陸を心配する和泉一織。
気にしすぎてしまった結果、自分のパートを飛ばしてしまい、動揺したメンバーともども本番は残念なパフォーマンスになってしまいました。

自分の責任を痛感しひどく落ち込む一織を、IDOLiSH7メンバーは温かく励まします。

この話のポイントは、なんといってもこれまで完璧キャラとして存在していた一織がやらかして落ち込むところですね。

第7話までの一織は抜け目のない性格だけではなく、マネージャーにもグループの方向性をアドバイスするような、まさに「パーフェクト」な人物で、ちょっと人間味に欠けるような印象すら持っていました。

しかし、自分が失敗したことで弱さだったり脆さだったりが全面に出たことで、一織に人間味を感じただけでなく、かわいいとすら思ってしまいました

落ち込んだ弟を励ます、可愛い系ルックスな和泉三月の包容力を感じるお兄ちゃんぶり、エレガントさが光る六弥ナギの、落ち込んでいる空気感にも変わらない前向きさが強く印象に残っています。

グループとしては盛大にやらかしてしまったけれど、だからこそこれから大きく成長するだろうと思える素敵な回でした。

その3.第14話・あの歌をもう一度

第8話がIDOLiSH7の試練回だとするならば、第14話はTRIGGERの試練回ですね。

歌番組「サウンドシップ」に出演することになったIDOLiSH7とTRIGGER。

無事にパフォーマンスを終えたIDOLiSH7の影で、番組スタッフと所属する事務所の間で揉め事が発生し、急遽TRIGGERの出演がキャンセルになってしまう…という話。

なんとか出演しようと抵抗するTRIGGERの3人だったが、事務所の意向をひっくり返すことはできず。
TRIGGERの代わりにパフォーマンスしたのはIDOLiSH7。

番組のトリを務める予定だったこともあり、TRIGGERのファンだらけ…というアウェー状態な会場で、披露したのはIDOLiSH7の幻のデビュー曲かつTRIGGERの曲でした。

TRIGGER目線で考えると、自分たちは出たくて仕方ないし、ファンも自分達を待ち構えていることが分かっているのに大人の都合で出られない。
しかも自分たちの持ち歌をIDOLiSH7に歌われる…という屈辱的扱いです。

自分の意思でボイコットしているならともかく、自分たちは出たいのですからね。

一方、急遽トリを務めることになったIDOLiSH7も、TRIGGERを見に来たのに突然TRIGGERを観られなくて困惑しているファンだらけの前でのパフォーマンス…というしんどすぎる展開です。

しかし、あえてアウェーな環境に飛び込んでいったIDOLiSH7の前向きさで、空気が少しずつ変わっていくのが嬉しいですね。

TRIGGERという先駆者の背中を追いかけていたIDOLiSH7が、TRIGGERに並んだかもしれない…という印象を強く残す回だったと思います。

私が推したいアイドリッシュセブン・TVアニメ1期の話は以上3つですが、アイドリッシュセブンのアニメ版が面白いと感じるポイントも1つ語らせて下さい

「名もなきファン」の存在が面白いアイドリッシュセブン

アイドリッシュセブンのTVアニメを観ていて強く思うのが、
ファンが作品の賑やかし要因ではなく、意思を持って動いているのがわかることが新鮮」ということでした。

スマホアプリ版でのストーリーにおいても、ファンの反応やセリフというものは出てくるのですが、アニメ版では名前こそわからないものの顔が出ていて、キャラ立ちしています。

キャラ立ちしているファンは、グループやメンバーに深く関わるような「フラグ」的存在に思われがちですが、アイドリッシュセブンにおけるファンの子たちは、あくまでも誰かを純粋に応援している存在です。

応援しているアイドルが活躍すれば一緒に喜ぶし、やらかしてしまえば一緒にしょんぼりするし、ライバルグループが活躍していたらネガティブな感情を持ってしまったりもする。

ファンの子たちの行動は、いたって普通のアイドルファンの行動じゃないかな?と思うんですよね。

私も見た目や年齢はアレレですけど(悲)、ファンの子たちの行動に共感しながら観ることができていました。

そして、そんな「普通のファン」の子たちに応援されていることで、アイドル(IDOLiSH7もTRIGGERも)がどんどん進化していくんだな…ということが伝わるのも、アイドリッシュセブンという作品の魅力の一つなのだろうと思っています。

表立って目立つわけじゃないけど、アイドリッシュセブンという作品が楽しいと感じるのは親近感のあるファンの存在も大きいと感じています

アイドリッシュセブンをアニメで楽しむなら1期からチェックしよう

アイドリッシュセブン・TVアニメ1期について、ポイントを絞り込んで感想を書いてきました。

デビューするのも一筋縄ではないし、失敗やアクシデントを乗り越えながらアイドル達が成長していく、アイドリッシュセブンの楽しい要素が伝われば嬉しいです。

今回は3話に絞って紹介しましたが、アイドリッシュセブンには「捨て回」というものはなくて、正直どの話をピックアップするかめちゃくちゃ悩みました。

あの話もこの話も重要だし、楽しいんですもん。

TVアニメ版アイドリッシュセブンの面白いポイントは、他にもいっぱいあります。

ぜひ、あなたのお気に入りポイントを見つけてみて下さいね。

それでは、今回はこのへんで。

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