最近色々なアニメを観るようになったのですが、特に面白いと思ったアニメがあります。
それは「ハイキュー!!」というアニメです。
このハイキュー!!は全国大会出場経験がありながら、ここ最近はパッとしない状態が続いていた、とある高校の男子バレーボール部の活躍と成長を描いた作品です。
女性人気も高いこのハイキュー!!、作品の名前は知っていて気になる作品の一つでしたが、ようやく観ることが出来まして。
率直に見ていて楽しいし、面白いアニメだと思いました。
今回はハイキュー!!のTVアニメ1期を全話視聴したので、ハイキュー!!1期の感想をアップします。
なお、この記事を書いている現在、TVアニメ2期の数話まで視聴済みな状態の私が書く感想となります。
この記事内では、あらすじを事細かく紹介するようなネタバレは書きませんが、おおまかな展開には触れるレベルでのネタバレを含んだ状態となっております。
そのため、ハイキュー!!をまっさらな状態で楽しみたい!と思われる方は、先にハイキュー!!を楽しんでからこの記事を見ていただくことを強くおすすめします。
早速ですが、本題に入ります。
ハイキュー!!とは
「ハイキュー!!」は、週刊少年ジャンプが原作の、宮城県の高校の男子バレーボール部が舞台の作品です。
バレーボールは漢字だと「排球(はいきゅう)」という表記になりますが、作品名はこの排球が由来なのだそうで。
過去には全国大会に出場経験のある、烏野高校(からすのこうこう)男子バレーボール部が再び全国大会出場を目指して奮闘するを描いている作品となります。
背は低いけれど身体能力は抜群の高校1年生である主人公・日向翔陽と、中学生の時に試合で対決し、日向翔陽にとってのライバル的立ち位置ながら、同じ高校に入学したことで仲間としてプレーすることになる高校1年生・影山飛雄の2人を軸に、ストーリーが展開していきます。
ハイキュー!!のTVアニメシリーズ は、今回感想を書く1期から、2020年現在放送中の4期まで続いている状態となっています。
TVアニメシリーズの他に、TVアニメの総集編となる劇場版が4作公開されていたり、OVAも数作出ていたりと、かなり人気のある作品であることがわかるかと思います。
この記事では、TVアニメシリーズ第1期を全話観ての感想を書いています。
TVアニメ版ハイキュー!!1期を観て思ったこと
超ざっくりとしたあらすじ
TVアニメシリーズ1期の細かい展開は文字数的にも無理があるので、ざっくりとあらすじを振り返っておきます。
小さい頃に、テレビで放送されたバレーボールの全国大会(春高)で活躍する烏野高校の「小さな巨人」を見てバレーボールを頑張るようになった日向翔陽。
中学校では、自分以外にバレーボール部の部員がいないなど不遇の状況が続きますが、中学3年に最初で最後の公式戦に参戦することができました。
試合に参加出来る喜びを噛みしめる日向でしたが、試合では初戦で惨敗する結果となってしまいます。
惨敗した悔しさを胸に、烏野高校に進学した日向。
そこには中学唯一の公式戦で惨敗した時の相手で、リベンジを誓っていた影山飛雄の姿がありました。
高校で逆襲するつもりの相手が、同じバレーボール部の仲間となってしまい混乱する日向でしたが、日向・影山コンビの存在は、全国大会から遠ざかっていた烏野高校バレーボール部を躍進させる原動力となっていきます。
一部練習に不参加のメンバーがいたり、コーチ不在だったりと弱小感が強かった烏野バレーボール部でしたが、徐々にメンバーは集まり、コーチも就任し、チームとしても少しずつ成長していくのです。
1期では、日向・影山の中学生時代から、烏野高校1年となった2人のインターハイ宮城県予選までが描かれています。
中盤以降のあらすじは本当にざっくりすぎましたねw
次の項目からは、個人的にハイキュー!!1期で気になった3人のキャラクターについて語りたいと思います。
ハイキュー!!1期で印象に残った3人
烏野高校の子たちも、他の高校の子たちも、どのキャラクターも魅力的ではあるのですが、強く印象に残っている烏野高校の3人をピックアップしていきます。
日向翔陽
そりゃ主人公だし印象に残るだろ…なんて思わないで下さいねw
ハイキュー!!の面白さは、やっぱり日向くんの正直でパワフルな人間性があるからこそ成り立っていると思いました。
まず、何よりバレーボール大好き!っていうのが全身からあふれてる感じなので、見ている側としても気持ちがいいですね。
現実にはありえないだろうと思われる、ネット前で高速移動からの速攻・通称「変人速攻」も見ていて楽しいです。
ただポジティブというだけではなく、試合前にド緊張しちゃってトイレに駆け込んだり、サーブでとんでもないミスをしたりしちゃうへっぽこなところがあるのも好きなポイントです。
1期が終盤になり、強豪校との対戦になるとなかなか変人速攻が通用しない場面も多くなり、落ち込むようなところもありましたが、2期でどういう風な成長を見せるのか楽しみで仕方ありません。
影山飛雄
またベタなところ…と思われそうですが、やっぱり印象に残るキャラなのでw
個人的に1期を観ていて一番好きなキャラクターが影山くんでした。
日向くんが中学生時代の唯一の公式戦で影山くんのいる中学に惨敗したのはあらすじで説明したとおりですが、影山くんも公式戦では不本意な形で終わってしまっていたのです。
中学からトスの能力がピカイチの天才セッターとして注目されていたにも関わらず、仲間との連携がうまく取れず、孤立してしまっていたんですね。
そんな傷を抱えたような状態で烏野高校に入学し、中学の公式戦で対戦相手だった日向くんと同じバレーボール部員になるのですが、日向くんとコンビでプレーするようになり、少しずつ影山くんも変化していきます。
自分中心で物事を考えがちだったのが、仲間を信頼してプレーできるようになっていくのですが、成長して変わっていく姿に母親目線で嬉しくなっちゃいました。
才能あふれるはずの影山くんがなぜ現在形のバレーボール名門校ではない烏野高校に入ったのかは不思議(※バレーボール名門校である白鳥沢学園は落ちたけど、他にもスカウトされそうなのに)ですが、烏野高校に入ったことは確実に彼のプラスに働いているんだろうなと思います。
菅原孝支
3人目に紹介するのは、影山くんと同じポジション・セッターの3年生の菅原くんです。
影山くんがバレーボール部に入ってからは、セッターのポジションは影山くんでほぼ固定状態になってしまっているので、菅原くんは控え選手的な立ち位置です。
穏やかなキャラで、冷静&的確なアドバイスをしている菅原くん。
天才な後輩の能力を認め、そして自分の能力が影山くんには勝てないということを冷静に受け止める姿は、純粋に凄いと思ってしまいました。
私なら、僻んでしまったり、自分なんて…と落ち込んでしまう方に確実に向かうからです。
さらに菅原くんが素敵なのは、自分の状況を認めつつ、自分が試合に出ることを諦めてはいないところだと思います。
その思いに応えるように、1期の終盤では実戦で出番が来るのですが、影山くんのセッターとは違う温かい雰囲気のセッター(決して影山くんが冷たいわけではないw)で、チームの印象が変わったように思えたのが微笑ましかったですね。
2期以降も、基本は控えとしてチームを見守ることが多いのかもしれませんが、またコートで活躍する菅原くんを見たい!
この3人以外にも印象に残るキャラはいるのですが、特に語りたい!と思った3人に絞り込んで語ってみましたw
2期を期待させる終わり方が素晴らしい
1期における烏野高校バレーボール部は、スタメン組も控え組も成長が見られた一方で、強豪校相手には苦戦を強いられる展開が多かったです。
そこそこレベルの高校相手にはバンバン決まる変人速攻も、強豪校相手にはあっという間に対策されてしまう状態で。
その強豪校も宮城県の圧倒的王者ではなく、更に上の強豪校があるという事実が、なかなか簡単に全国大会に行かせてはもらえない…ということなのでしょう。
ハッピーエンド!というわけではなかった1期ですが、烏野高校バレーボール部のこれからが楽しみです。
TVアニメ2期も全力で観ます!
私は、もともと少女マンガを見て育ったので、少年マンガよりも少女マンガ系統のイラストに親近感を感じる人間でした。
そのため、ハイキュー!!を見始めた時に思ったのは「絵がちょっと好みと合わないかも…」ということでした。
ザ・少年マンガな感じな絵ですもんね、ハイキュー!!って。
ただ、話が進んでいくうちに、いつの間にか絵に何も感じなくなってしまっている自分がいました。
感じない…というよりも、この絵じゃなければハイキュー!!じゃないと思うようになったというのが正解でしょうか。
烏野高校バレーボール部のメンバーは個性豊かで、まっすぐ頑張るタイプが多いだけに、観ているこちらも素直に応援できました。
だからこそ、試合に勝てば一緒に喜べるし、試合に負けると一緒にしょんぼりしちゃうのかもしれません。
バレーボール自体は、たまにテレビ中継で観ることがあるくらいの知識でしたが、作中で解説してくれるので、バレーボールのルールがわからなくても楽しめるのも有り難かったですね。
2020年放送のTVアニメ4期までは、かなりの話数がある状態ですが、まずはTVアニメ2期を全力で観たいと思います!
また、ハイキュー!!TVアニメ2期を観終わったら、感想をアップしたいですね。
それでは、今回はこのへんで。
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