2020年10月半ば頃から、Pinterest(ピンタレスト)で毎日新規画像をアップしています。
2020年11月、4週間経過してみての反応について振り返りましたが、頑張ったなりの成果は出ているのかな?という結果になっていました。
この記事をアップした後も、ピンタレストで毎日新規投稿は続けていて、2021年1月現在で3ヶ月が経過しました。
3ヶ月という期間で、ピンタレストの取り組み方も変わってきたところがありますので、私のピンタレストの使い方を振り返りつつ、ピンタレストでの反応とブログのアクセス数にどれだけ影響があったのかまとめてみます。
なお、私はデザインの知識が一切ない上に、特にここ最近は比較的ピンの作り方が雑になってきましたw
いわゆる「凡人」が3ヶ月ピンタレストを続けてみた結果を、お伝えできればと思います。
それでは、本題に入ります。
ピンタレストを頑張ってみた3ヶ月間の取り組み方
ピンタレストの取り組み方といっても、決して計画的に取り組んだわけではなく、ただただ臨機応変…気まぐれに方針転換していただけなのですがw
ざっくり気味ですが、私のピンタレストの使い方を説明しておきます。
1ヶ月目(2020年10月~)
ピンタレスト4週間検証記事で詳しく説明していますが、毎日1~2つはピンタレストサイズの画像をアップし、リピンも積極的に行いました。
Twitterの「#リピン企画」にも積極的に参加して、他の方のピンをどんどんリピンしている状態。
※リピン企画については別記事で解説しています↓
出来ることは積極的に取り入れよう!というスタンスで利用していました。
2ヶ月目(2020年11月~)
積極的に毎日ピンタレストを利用しているにも関わらず、伸び悩み感を強く感じるようになりました。
毎日続けて投稿したり、リピンしているのに、ピンタレストの反応が全然右肩上がりじゃなかったのです。
そんな時に目にしたのが、ピンタレストのアルゴリズムについて書かれた記事でした。
「アルゴリズム」というと難しい雰囲気ですが、要するにピンタレストに評価してもらいやすい=画像を多く表示してもらいやすくなるための攻略法みたいな感じです(超ざっくりな説明です)。
ピンタレスト・アルゴリズムについての記事を見てみると、「保存するピン・ボードのジャンルが大切」という情報が載っていまして。
あくまでも個人的な仮説ではありますが、やみくもに気になったピンを保存する行為が、ピンタレスト評価的にはプラスどころかマイナスになっているかも…と考えました。
そこで、Twitter・リピン企画に積極的に参加することを控え、「自分が企画開催側アカウントのピンを保存することが必須ではない企画」「保存するピンのジャンルが自分のボードと一致しているもの」のいずれかに該当する企画のみに絞ることにしました。
3ヶ月目(2020年12月~)
毎日ピンタレストを頑張るようになって、毎日の企画参加が定着してきた感のあったTwitter・リピン企画。
しかし、3ヶ月目の後半頃から、リピン企画にほとんど参加しなくなり、年末頃からは全く参加しない状態を続けています。
2ヶ月目の段階で決めていたリピン企画参加の条件にこだわると、どうしてもいつも同じアカウントにリピンしてもらう状態になってしまうことと、2020年10月にリピン企画を開催していたアカウントが企画を開催しなくなるケースがとても増えたことが、参加しなくなった理由でした。
参加できるリピン企画が少ないなら自分で開催しちゃえ!と、保存するピンのジャンルを限定してのリピン企画も開催してみましたが…
反応がかなり少ない上に、説明文ガン無視で関係ないジャンルのリピンを依頼してくるアカウントが出てきたりして…条件をつけてまで開催する意味がないように思えてしまいました。
その代わり…というわけではありませんが、自分のブログ記事ジャンルのボードのピンを充実させるため、ブログ内で使用している画像も積極的にピンするようにしました。
ピンタレストサイズ画像だけ保存している時と比べると、画像のごちゃまぜ感が強くて見た目はいまいちな感じはあるんですが。
とりあえずボードの中の画像(ピン)を充実させることを優先しています。
私のピンタレストでの3ヶ月間のスタンスはこんな感じでした。
試行錯誤しながら運用している状態だったので、けっこうやってることがブレてますよね。w
次の項目からは、実際にピンタレストを3ヶ月間毎日がっつり利用してみた結果をまとめていきます。
ピンタレストで3ヶ月毎日新規投稿を続けてきた結果
私がピンタレストで毎日画像をアップするようになったのが、2020年10月12日のことでした。
2020年10月12日~2021年1月11日の3ヶ月間のピンタレストのアナリティクス、Googleアナリティクス(「集客」→「チャネル」)で確認した、ピンタレストでの反応を振り返ってみます。
なお、ピンタレストのアナリティクスでは、この記事を書いている時点で1月11日のデータがまだ出ていませんした。
そのため、ピンタレスト側のアナリティクスについては、2020年10月12日~2021年1月10日のデータとなりますのでご了承下さい。
ピンタレスト・アナリティクスの反応
ピンタレストの表示回数・オーディエンス数などの推移は、笑えるくらい右肩上がりにはなりませんでした。
2020年10月20日~21日にかけて、1つのピンが1.5万表示回数を達成するという謎のバズ現象が発生したのですが、その後はピンがバズを起こすことなど全くなく、ゆるやかに数値が上がったり下がったり…を繰り返しているような状態です。
2020年12月末からTwitter・リピン企画の参加をしなくなりましたが、微減か変わらないかくらいの変化となっています。
リピン企画に参加せずとも、大きく反応が変わるようなことはない感じ…といっていいのかもしれないですね。
表示回数の多かったピン
3ヶ月間で表示回数が多かったピンは、前の項目で触れている「バズ現象」を発生させた、ピンタレストをブログ宣伝に活用するメリットを説明したものが1位でした。
残念ながら、バズ現象を起こした後は、リピン企画で拡散を狙っても全く表示回数が上乗せされませんでした。
どういうことなのよ…?
2~4位のピンはバズ的な急激な表示回数上昇はありませんでしたが、じわじわ伸び続けてくれた感じですね。
そして、ピンタレスト用に作った画像に混じって、記事内の画像をピンしただけの画像が、なぜか表示回数3,000オーバーと、数多くのピンタレスト用画像より多い表示回数を記録していますw
リンククリック数の多かったピン
ブログのためにピンタレストを活用している身としては、大切な要素となるのがリンククリック回数ですよね。
リンククリック数3位にモザイクがかかっているのは、リピン企画でリピンしていた他の方のピンだからです。
ピンタレストが全力活用できている方から見ると少ない数値なのかもしれないですが、リンククリック数が100を超えたピンが2つ出たことは素直に嬉しいですね。
個人的には、リンククリック数が2桁(10↑)になれば及第点だと考えているのですが、ざっと確認したところ、リンククリック数が2桁になっているピンは30弱といった状態でした。
作った画像の数のわりには…という気もしますが、まあこんなものかなというのが本音ですね。
Googleアナリティクスから見たピンタレストの反応
実際にピンタレスト経由でどれだけブログへアクセスがあったのか確認するため、Googleアナリティクスの「集客」→「すべてのトラフィック」→「チャネル」→「参照元」を確認しました。
確認した結果、2020年10月12日~2021年1月11日のアクセス数は「pinterest.com」が1,103・「pinterest.jp」220・「www.pinterest-jo.cdn~(長いので省略)」 77・海外のピンタレストドメイン(.co.ukなど)が7…という結果となりました。
安定して右肩上がり…という感じではないものの、それなりに安定してピンタレスト経由でのアクセスがある状態が続いている印象です。
他のSNSと比較してみると、同じ期間のTwitterからのアクセス数が「1,160」だったので、ピンタレスト全体で考えると、ピンタレスト経由でのアクセス数が以前はSNSでぶっちぎりのアクセス数だったTwitterを抜かしたことになります。
3ヶ月ピンタレストを続けて利用して思ったこと
ピンタレストでの右肩上がりはとても難しい
ピンタレストを毎日利用しようと思ったきっかけは、ピンタレストで見つけた「ピンタレスト頑張ればアクセス激増!」という記事をちょっと信じちゃったからなのです。
実際に自分がピンタレストを3ヶ月使って思うのは、毎日コンスタントに投稿したからといって表示回数が右肩上がりになるわけでは決してないということでした。
ブログ自体のアクセス数も同じようなところはありますが、ピンタレストで伸ばすコツみたいなものがつかめないと下手な鉄砲を数打っても当たらん…みたいな残念な感じになりそう。
3ヶ月経ってもコツがつかみ切れていないのがツラいところですね…
アクセス数アップはそれなりに効果がありそう
約1年間、更新通知ツイートを必ずアップしていたTwitterからのアクセス数を、3ヶ月間の頑張りでピンタレストが上回ったことを考えると、ピンタレストのポテンシャル的にブログとの相性は良いのだろうと感じます。
ただ、「ピンタレストドリーム」とか「ブログに効く!」みたいな文言がキャッチコピーになっている、ピンタレストでブログへのアクセス数激増できるよ的な記事(ピン)もよく見かけます。
ただ、正直アクセス数が簡単に激増するとはとても思えませんでした。
実際ピンタレストで大成功している人もいるのでしょうが、凡人にはちょっと無理そう…という思いが強くなったのが3ヶ月ピンタレストを使ってきて思う率直な感想かなと。
保存するボードは大事、作るピンも大事
どういうこと?と思ったあなたに向けて、検証用に2つのボードを比較してみます。
「ピンタレスト」というピンタレスト関連のピンだけを保存しているボードのインプレッション数(表示回数)は9万台です。
一方、ピンタレストのボードよりも保存しているピンが少しだけ多い、自分のブログ記事をジャンル関係なく保存しているボードは、インプレッション数が3万台となっていました。
2つのボードのインプレッション数から思うのは、保存するボードの名前・ジャンルと、保存するピンのジャンルが一致している状態であることが、かなり重要なのかもしれない…ということです。
2021年1月で感じることなのでこの先変わることもあるかもしれませんが、ジャンルごちゃまぜのボードにピンを大量保存…という行為は、現状ではビジネスアカウント的にプラスに働かない可能性が高いかもしれないと感じています。
月間閲覧者数が低下するとモチベ維持が大変
上の記事の中でもぼやいていますが、ビジネスアカウントのプロフィールに表示される「月間閲覧者数」は、どんどん増加している時はピンタレストめちゃくちゃ楽しい!と思えるのですが、右肩下がりで減っていくと、モチベーションがものすごく下がる要素になります。
私の場合、月間閲覧者数は7万人台まで伸びていたのですが、現在は4万人台まで落ちていて増加する見込みがあまりない感じ。
頑張りが結果に比例しない状態だと、やる気を失うピンタレスト利用者さんも多いのではないかと思います。
私も、我ながらよく続いてると思っているのでw
直帰率は特に変化はないが、元々高いせいかも
ピンタレストを全力活用するにあたり、気になっていたのが「ピンタレストからの流入が増えると直帰率が上がる」という情報。
不安だったのですが、元々直帰率が88~90%と高めになってしまっていることもあり、ピンタレストからのアクセスが増えても特に変化を感じていません。
そもそも検索からの流入が多いブログの上に、ピンタレスト経由のアクセスもアクセス全体の3%もない状態なので、そこまで影響が出なくても当然かもしれないですね。
ドメインパワー…マイナスの影響はないっぽい
同じくらい気になっていた情報が、「ピンタレストを使うようになってドメインパワーが落ちた」というもの。
正直、ドメインパワー0でも月間アクセス数1万を超えた経験があるので、別にドメインパワーで右往左往するようなものではないと思っているのですが、一応チェックしてみました。
※私は↓のサイトでドメインパワーをチェックしています
2021年1月に確認したドメインパワーは「15.7」でした。
スクショを残していないのですが、2020年12月のドメインパワーが14だったので、普通に上昇した感じですね。
あくまでも私のドメインの場合ではありますが、少なくともピンタレストを使ったからといってドメインパワーが落ちるとは言えないように感じます。
3ヶ月間ピンタレストを毎日がっつり利用してきた結果と、思ったことは以上です。
多くを求めすぎないことがピンタレストを続けるコツ…かも
ここまで、3ヶ月間ピンタレストをガチで使ってみたピンタレストの状況と、個人的感想についてまとめてみました。
普通~そこそこレベルの雑記ブログアカウントが、3ヶ月続けるとこんな結果になるよ…ということが伝われば幸いです。
3ヶ月ピンタレストを続けて思うのは、ピンタレストで毎日新規画像を投稿し続けるのもなかなかしんどいな…ということですね。
他のSNSと違って1ヶ月以上前にアップした画像に多くの反応があったりする一方、毎日画像をアップしたからといってすぐに反応がある訳ではないため、手応えをすぐに感じにくく、やりがいみたいなものをさくっと感じにくいのです。
さらに、アップした画像のストックが増えたからといって右肩上がりに反応が増えるわけでもないのも、簡単そうで難しいサービスだなと思うのかも?
ピンタレストを継続して続けるためには、「続けていれば右肩上がり!」なんて理想を追い求めすぎず、淡々と画像をアップしていくくらいの心持ちでいることが大切なのかもしれないですね。
ただ、ピンタレスト自体は楽しいですし、ブログへのアクセスも呼び込みやすいサービスです。
ブログ宣伝用に挑戦してみるのも悪くはないですよ。
それでは、今回はこのへんで。
コメント
とても役に立ちましたありがとうございます。
お手数ですがひとつ教えてください。
ピンタレストはクリックもエンゲージメントもつかないSNSのようですがそれにしても
動画視聴回数
234で
ピンクリック数
3
なのは何か問題があるからでしょうか?
しかし
動画の 95% が再生された回数
95
平均再生時間
8
7秒動画なのでかなり見られています。
つまり動画の美しさは大満足でサムネも問題ないけど
アートは保存フォローをしたいと思わないからピンクリックすらしてもらえないのでしょうか?
これではどんなに綺麗な物を作っても見られるだけでアカウントは絶対に育たないので
正直やる気を失いました。
ただ働きさせられるだけなのかなと思わざる負えません。
アートはラッセル級でないとアカウントが育たないのでしょうか?
アカウントも伸び悩んでいてこれが限界なのかと思っているのですが
何か足りないことがあるのでしょうか?
それともこのまま数百投稿して、奇跡的にインフルエンサーにリピンをしてもらうまでずっとやり続けるしかないのでしょうか?
おそらく一日一投稿リピン企画に参加して一年くらい投稿し続けないとこれもないですよね。
これが起これば百万インプレッションいくと聞いています。
>WEB様
コメントありがとうございます。
現在ピンタレストをブログ宣伝に全く活用できていないので、あくまでただの一個人の感想を書かせて頂きますね。
動画ピンは目に留まりやすいですが、ピンのクリックとなるとハードルが高くなるという印象がありました。
動画からクリックした先のサイトがどういうものか、そしてクリックすることで得られるメリットのようなものが伝われば、反応が違ってくるのかな?と思います。
私はブログのアクセス増が目的で、WEB様の目的(クリック先サイトでの購入?)とは方向性が違うと思いますので、ズレたことを申し上げていましたら申し訳ありませんm(_ _)m
お返事ありがとうございます。
ピンタレストの平均ピンクリック数はインプレッションの0.5%くらいでしょうか?
見てもらった投稿は、非常に悪い数値と思ったのですがピンタレストでは普通なのでしょうか?
もし悪いのであれば、見られているが、クリックして拡大したいほどの何かがないか
アートは流されるジャンルということになりますね。
もしくはリピン企画で無理やりインプレッションさせているので興味のない人が見ているのでクリック率が低くなっているのかもしれないです。
この辺りはわからないという事でよろしいでしょうか?
最後にリピン企画で一投稿2000インプレッション、月6万インプレッション前後になりましたが、
一般的にピンタレストの限界は誰でもこれくらいという事ですね。
するとこのままリピン企画を続けてもこれ以上になることは永遠にないので
これ以上伸ばすとすると奇跡的にインフルエンサーにリピンをしてもらうしかないのですね。
たまたま風景の写真をインフルエンサーにリピンされた人が一年くらいそれだけで月のインプレッションが百万になったと言っていました。
こんな奇跡を信じて一日一投稿リピン企画参加を一年くらい続ければインフルエンサーにリピンしてもらえるのですかね。
かなり長い道のりですがこれを待つしかなさそうですね。