先日ピンタレストを確認したところ、月間閲覧者数が「10万人」を達成していることに気がつきました。
現在、ピンタレストのプロフィール(ビジネスアカウント)では月間閲覧者数ではなく、ピンが表示された数がわかるようになっているので、意識しないとチェックしないかもしれませんが。
私は、ピンタレストで2020年10月からブログ記事のリンク付きのピンを毎日アップするようになりました。
少なくとも2021年1月中旬ころまでは、インプレッション数もオーディエンス数も上がったと思っても急激に下がる状態の繰り返しで安定せず、結果としてあまり手ごたえを感じない状態が続いていたのです。
しかし、↑のピンタレスト3ヶ月の検証記事をアップした後あたりから、ピンタレストの反応が全体的に上向きになってきました。
数値の上下はあるものの、なんとなく右肩上がりっぽい感じの推移になってきた感があります。
ピンタレストの月間閲覧者数10万という数値は、個人的に憧れていた数でした。
正直、ピンタレストはもっと多くの閲覧者がいるようなすごいアカウントだらけの世界ではありますが、それでも嬉しいものは嬉しい!
一応、ここまで頑張ってきたことがそれなりに結果に出てきたようなので、今回は私がピンタレストでの反応をアップさせるために取り組んできたことや工夫したことを書いていきたいと思います。
私はピンタレストの専門家でもなんでもない、ただの趣味でブログを楽しんでいる人間ですが、ピンタレストをブログに活用したいと思った時のヒントになれば嬉しいです。
※記事内にはピンタレスト用語がいっぱい出てきます。わからない時はこちらの記事をチェックしてみてくださいね↓
ピンタレストで月間閲覧者数10万人を達成するまで取り組んできたこと
ピンタレストで月間閲覧者数10万人を超えるパターンは大きく分けて2つあります。
私の場合は、前者の「バズったピンがいくつか出てきたパターン」が該当します。
とくに大きくバズったのは、ピンタレストの始め方&使い方を説明した記事のピンでした。
ピンをアップしたのは2020年12月下旬だったのですが、1ヶ月ほど経過した2021年1月下旬あたりからやけにリピンされるようになり、2021年2月中旬現在も誰かしらにリピンしていただいている状態が続いています。
このピンは、リピンされた数だけでなく、ブログ記事のリンククリック数も大きく伸びました。
ピンタレストで毎日投稿を始めてから、クリック数10で大喜び…という世界で生きていたのですが、まさかのクリック数1000超えを達成。
前に作った同じリンク先のピンのクリック数は一桁だったのにビックリです
ただ、バズを起こしたピン以外に関しては、1週間経っても閲覧数2ケタ…みたいな残念な結果のピンだらけなので、残念ながらアカウント自体にパワーがあるわけではなさそう。
冷静に見ると残念アカウントから脱出できてないような気もしますがw
私がピンタレストで心がけたことを書いていきますね。
毎日ピン(新規画像)をアップする
2021年2月現在、ピンタレストサイズの画像を、4ヶ月連続でひたすら毎日アップし続けています。
最初の頃こそ、色々なデザインのピンを頑張って作ろうと張り切っていました。
しかし、最近では同じテンプレを使いまわしたり、使用するフォントを決めてあまり時間をかけずに画像を作るようにしています。
↑の記事でも説明していますが、Canvaであればさくっと素敵なクオリティの画像が作れてしまうので、ほんとうCanvaさまさまです。
仕事や用事でピンタレストをさわるのが難しい日は、パソコン版ピンタレストの投稿予約機能を使って、投稿が途切れないようにしています。
1日に何枚もピンをアップすると飽きて続かなくなるのが目に見えているので、毎日1枚ずつコンスタントにピンをアップするようにしています。
ピン(アップ)する画像はピンタレストサイズにこだわらない
ピンタレストサイズの画像は毎日アップしているのですが、ピンの数を増やすために、ピンタレストサイズ以外の画像もアップすることがあります。
例えば記事内で掲載した画像だったり、アイキャッチ画像だったり、インスタグラムでアップした画像なんかもアップしましたね。
特に、インスタグラムサイズの画像はピンタレストでもはっきり表示されているので、せっかく画像を作るならピンタレストにもアップしちゃうのもアリだと思いました。
※インスタグラム、ここしばらくはほったらかし気味です
作ったボードにピンが最低30は入っている状態にする
私が作ったボードは、記事のジャンルに関するものが9つ・自分のブログ記事のピン保存用ボード1つ・記事ジャンル外のピンを保存するボード1つ(2021年2月の時点)です。
ボードの数は多ければ良いのか少ないほうが良いのか正解を知らないので、ボードの作り方や数については触れませんが。
記事ジャンルに関するボードについては、最低30のピンが入っている状態を目指しました。
理想は自分のピンタレストサイズ画像だけで埋まっている状態ですが、もともとの記事の数などで難しい場合は、アイキャッチ画像・記事内画像をピンしたり、リピンして保存数を増やすようにしています。
30がゴールというより、スタートラインに立ったような認識かもしれませんね。
リピンは自分のピンが入っているボードに保存できるものだけ
ピンタレストを頑張り始めたときは、多くのピンをリピンすることが大切だと思っていました。
そのため、自分のブログのジャンル関係なく、気になったピンをばんばんリピンしている状態でした。
しかし、自分のブログジャンルと全く関係ないリピンしたピンが伸びていることに気がついて。
ブログのアクセスアップ目的なのに、これはあかん!
と思うようになり、リピンの方向性を変更することに。
考えた結果、自分のブログのジャンルと一致するピンだけを、ボードに保存するスタイルに変えました。
ピンタレストを見ていると、ブログのジャンルとは違うけど気になる内容のピンも表示されることがよくあります。
ただ、「ビジネス」アカウントでピンタレストを使っている以上は、自分の記事・ジャンルの方向性をはっきりしておく必要はあるのかも…と感じています。
反応が良いボードが出てきたら、優先してピン&リピンしてみる
いろいろなピンをアップしていくうちに、反応が良くなっていくボードと、そうでもないボードが出てきます。
パソコン版ピンタレストから「アナリティクス」を確認すると、トップボードという項目が表示されるのでチェックすることができます。
調子の良いボードが見つかったら、率先してピンをアップしたり、リピンしてボード内のピンを充実させるようにしていきます。
私のバズったピンも、ピンタレストボードが好調なことに気付いてアップしたものでした。
作るピンは記事の内容が伝わるようにする
閲覧数をアップさせるためというよりは、クリック率を上げるために心がけたことなのですが。
ピンタレストのピンは本の表紙的な存在だと個人的には考えているので、ただ表紙を見て満足するのではなく、手にとって中身(ブログでいうところの記事)を見たくなるような画像を作るように心がけています。
ぶっちゃけ、ブログのタイトルそのまま的な画像がほとんどですね
これからも、リンクする先の内容に興味を持ってもらえるような画像を増やしていくつもりです。
ピンタレストで頑張るために心がけたことがある一方で、こだわらなかったこともあります。
こだわらずにきたことも説明します。
月間閲覧者数を上げるためにこだわらなかったこと
おしゃれなピンを作る
ピンタレストのアドバイスでよく見るのが「リピンしたくなるようなおしゃれで素敵なピンを作れ」というものでした。
おしゃれな雰囲気のピンを作ることで、本来ピンを見てほしい人(ブログのピン→ブロガーやブログやりたい人…というようなもの)以外の、例えば海外の方にも保存してもらうことを目的としているようです。
ただ、私の場合、画像を保存されたいのではなく、あくまでアップしたピンをクリックしてもらうことが目的なんですよね。
海外の方にリピンされたら嬉しいけれど、一番の目的ではありません。
そもそも自分におしゃれなピンを作るスキルとセンスがないというのもありますが、ぱっと画像を見てリンク先の内容がわからないピンよりも、シンプルでもリンク先の内容が伝わるピンを作るほうが重要だと思いますね。
もし海外の人にクリックされても、日本語わからなくてすぐ帰っちゃったら意味ないような気が…
リピン企画への参加
リピン企画についての解説記事まで書いてるのに、やらへんのかーい!って感じなんですが。
心がけている方の項目にも書きましたが、最初の頃は多くのピンを保存することがピンタレストを頑張るうえで良いことだと考えていました。
ただ、やみくもにリピンすることがプラスにならないかもしれない(=リピン企画参加しまくっても伸び悩んだ)と気づいてから、参加する頻度を落としたのです。
さらに2021年に入ってからは全くリピン企画に参加&開催していない状況ですが、リピン企画に参加せずともピンタレストは伸びるようになりつつあります。
おそらくですが、ピンタレストを頑張りだして間もない頃は効果があっても、保存してもらった先が「気になるリスト」とか「インスパイア」みたいなジャンルごちゃまぜボードだと、リピンの効果がいまひとつになってしまうのかもしれないです。
ピンタレストを始めて間もないなら、リピン企画のメリットは大きいと思います!
動画ピンの作成
記事をアップした頃は定期的に動画ピンを作っていましたが、そこそこレベルの反応は得られるものの、めちゃくちゃ見られてる!みたいな体験をしたことはありませんでした。
作る手間の割には効果があまりないように思ったので、今後も気分転換に動画ピンを作ることがあるかな?くらいのスタンスになりそうです。
キャッチコピー強めのピン作り
私が見たピンタレストのアドバイス記事に「記事タイトルそのままじゃダメ!キャッチコピー重視で!」という内容のものがありました。
ただ、私の場合はキャッチコピー中心のピンはたまに作る程度で、キャッチコピー入れてないピンの方が圧倒的に多いですね。
あおり気味なキャッチコピーのピン→クリックしたら内容がいまいち合ってないor商品販売ページ…みたいな体験が何度かあったので、キャッチコピー中心のピンにあまり良い印象を持ててないのも大きいかもしれないですね。
イラッとした時にこんな画像作っちゃうくらいには嫌悪感があったみたいですw
これまで私がアップしたピンで反応が良かったピンのほとんどが、ブログタイトルほぼそのまま的なタイトルだったので、無理やりキャッチコピーをつけて「盛る」必要ってそんなにない気もしています。
私の場合はね。
季節感(シーズナリティ)のあるピン作り
こちらもピンタレストのアドバイス記事で見かけたもの。
季節に合わせたピンを作っていくとピンタレスト的に高評価らしいのです。
だけどね…私のピンタレストのピンの主力がピンタレスト・ブログなので、季節感出そうにもどうしたらいいんだ?って感じなんですよねw
日常系に関するブログなら、季節に合った(むしろちょっと先取り)ピンをアップすることはメリットがありそうですが、うちのブログ的には無理やり画像に季節感入れたりしなくてもいいかな…って思っています。
ピンタレストが伸び悩んでいるあなたへ
まあ正直、バズピン頼み状態なので一ヶ月後の私もピンタレストめちゃくちゃ伸び悩んでるかもしれないですがw
ピンタレストの伸び悩み感に悩まされ続けた立場から、とりあえずアドバイスをさせて下さいね。
とりあえずピン&リピンは続けよう
私がピンタレストを頑張るようになった頃、同じようにピンタレストを頑張り始めたアカウントがいっぱいありました。
ただ、私が一時期感じたような伸び悩みを感じたのか、単純にピンタレストがつまらなく感じたのかはわかりませんが、4ヶ月が経過した現在、継続してピンをアップし続けてるアカウントって結構ひと握りな感じに見えます。
続ければ勝ちというわけではありませんが、ひたすらピンやリピンを続けていれば、私のように突然ピンが伸び始めることもないわけではありません。
黙々と自分のピンを増やしていけるかが、ピンタレストを活用できるかどうかのカギかもしれないです。
伸びてるアカウントをチェックしてみよう
現在、ビジネスアカウントのプロフィールには「1ヶ月あたりの表示回数」が表示されていますよね。
もし表示回数が多いな…と思えるアカウントを見つけたら、ボードや保存しているピンの数をチェックしてみましょう。
需要があるジャンルのピンをいっぱいアップしているのか、どんなボードを作っているのか、ボードにはどれくらいピンが入っているのか…参考にできることはいっぱいあります。
ピンタレストは定期的に「アルゴリズム(基準)」が変わっているらしく、現時点でピンタレストの評価がアップする行動だとしても、アルゴリズム次第でマイナスに変わってしまう場合もあるんですね。
だからこそ、まずは「現時点でうまくいっているアカウント」がどんな形でピンタレストを使っているのかチェックすることが大切です。
ピンをいっぱい保存しても伸びないボードもある
ピンが多ければボードが成長する…と思いたいところですが、ピンのジャンルによっては、いっぱいピンを保存してもボードの反応がいまいち…という状況はよくあることです。
少しでもブログの記事を見てほしい場合はひたすらアップし続けるのも全然アリですが、もしピンタレストのインプレッション数やオーディエンス数を上げたいと考える場合には、需要がありそうなジャンルのピンやボードを優先していく姿勢も必要かもしれません。
ピンタレストのアルゴリズムやピンタレストを利用する層によって大きく変わることではあるので、何が正解なのか私もわからないのですけどね。
ピンタレスト、続けていればいいことも(たぶん)ある
ここまで、私がピンタレストで取り組んできたこと、そして伸び悩んだ時に心がけることについて書いてきました。
ピンタレストは、攻略する目線で考えると、どんな行動がベストなのかわかりづらいところがあり、頑張ってピンをアップしても結果が出ないとモチベーションががた落ちしやすいサービスではあります。
ただ、目の前の反応に一喜一憂しすぎずにコンスタントに続けていれば、いいこともあるはず。
せっかく始めたピンタレスト、うまくブログに活用させていきたいものですね。
それでは、今回はこのへんで。
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