公立高校受験の後から中学が休校になったことについて書きました。
この記事でも軽く触れていた、自己採点後の手応えがあまり感じられていなかった本命の公立高校。
先日合格発表がありましたが、残念ながら結果は不合格でした。
今回はこの公立高校に落ちてしまったこと、そして進学することとなった私立高校のことについて書いていきたいと思います。
本命の公立高校、落ちました
埼玉の県立高校の入試は2020年2月28日に行われ、3月9日に合格発表となりました。
合格発表の結果しだいでは、滑り止めとして合格していた私立高校の入学金の納入が必要となるため、私は仕事の休みを取り自宅待機。
本当は娘と一緒に合格発表を見に行っても良かったのですが、娘が絶対一人で見る!と譲らなかったため、合格発表は娘一人で見ることに。
合格発表の当日、冷静な表情の娘をよそに親はそわそわして落ち着かなかったですね。
そして、合格発表を見た娘から連絡が入りましたが…桜は咲くことはありませんでした。
掲示された番号の画像も送ってくれましたが、何度確認しても娘の番号はありませんでした。
娘によると、不合格で泣いてしまっている子もちらほらいたようで、その光景を見たせいか不合格という結果を冷静に受け止めていたようです。
ただ、その一方で合格の記念撮影をしている親子連れの姿も見たと話していたので、きっと心中穏やかではいられなかっただろうなと思います。
担任の先生に説明された本番点の目安は超えていたのに
昨年の三者面談で、娘の内申点が確定した状態で本番でとるべき点数の目安を、担任の先生から教えてもらっていました。
受験当日の夜に入試問題の解答が判明するために自己採点したのですが、この目安を10点以上は上回っていて、安心はできないにせよなんとかいけるかな?という感じだったのです。
娘の受験した高校は、今回倍率がこれまでよりも高く合格点のボーダーが上がってしまい、目安の点数を少し上回ったレベルでは厳しかったのだと思われます。
やっぱり…本音は悔しい
もっと内申点を上げる努力をしないといけない中3に、比率が高くなる内申点をかなり下げてしまったこと。
そして、その内申点をカバーするために取らなくてはいけない本番の点数が、過去問の時の点数よりも30点以上低かったこと。
伸び悩んだ内申点・試験本番の点数2つをカバー出来るような学校活動(生徒会・委員会・部活)や資格がなかったこと。
今回の結果の敗因はこういうところなのだと思いますが、もう詳しく原因を探すつもりはありません。
詳しく調べても結果は変わりませんし、娘を必要以上に落ち込ませるだけですからね…
ただただ、合格を目指して頑張った試験で結果を出せなかったという事実が悔しいし、この経験が娘の成長の糧になると信じたいです。
これからは私立高校で頑張ることに
公立高校に落ちたことで、結果として1月に合格していた滑り止めの私立高校に進学することが確定しました。
埼玉県の公立高校入試の二次募集は定員割れの高校のみとなり、実質一発勝負だったからです。
不幸中の幸いだったのは、娘が夏頃から私立高校ならここに行きたい!と断言していた高校だったこと。
公立高校の本命校が決まったのは11月を過ぎてからでしたが、私立高校の受験を決めたのは8月末でしたので、一番最初に受験することを決めた高校に進学するという形になりました。
進学先は大学受験に特化している高校で、講習や自習などのサポートが手厚くなっているため、大学進学志望の娘にはカリキュラム的に合っていると感じている高校でした。
中学ではゆるい部活に入っていたこともあり、3年間わりとのんびり過ごしていた娘ですが、高校ではかなり勉強に特化した形の生活に変わっていきそうです。
合格発表の翌日が、この私立高校の併願合格者の入学手続き日だったのですが、この日の入学手続きに来た子というのは娘と同じ公立高校残念組がほとんどとなります。
公立高校不合格という結果にしょんぼりしていた娘も、同じ立場の子が他にも沢山いるということがよくわかったようで、前向きに現実を受け止められるようになりました。
デメリットは金銭面…
高校の方向性を考えると、私立高校に進学することは結果的に娘にとって良かったと思っています。
それでは、なぜ私立高校を本命にしてこなかったのかというと。
ずばり、出費が公立高校の比ではなく高いからです。
私立高校と公立高校の学費の差を調べると、完全に落ち込めるレベルです。
授業料や入学金の補助がある(入学金の補助は埼玉県から)とはいえ、それ以外の施設費などの出費は自腹となり、その金額もばかにならないです。娘の高校は修学旅行が海外なので、修学旅行の積立金もばか高い(失礼)ですし…泣
補助金も、入学決定の時点でいきなり適用されるものではない(※給付決定までかなり時間がかかる)ため、入学金等の入学手続きの費用はいったん全額負担する必要があるのも痛いです。
入学金の発生する高1が一番負担が大きいので、この1年をなんとか乗り切っていかなくてはと思っています。
この失敗を糧に、高校生活を頑張ってほしい
この記事は、公立高校合格発表から5日が経過した段階で書いています。
合格する子がいれば不合格になる子もいるのが受験という制度であることは頭ではわかっていましたが、娘が落ちる人間側になるとは思っていなかったので、合格発表とその翌日の入学手続きの頃は気持ちの整理がつかないところがありました。
ただ、結果的には娘が学校の雰囲気に惹かれていた高校に進学することになったことで、親としては金銭面も精神面もサポートできるように頑張るしかないと覚悟を決めました。
娘も、この「受験に落ちた」という事実が、今後の人生において消えることはないだろうと思います。
でも、落ちて悔しいと感じた気持ちを高校での勉強に活かして、将来挑戦することになるであろう大学受験では満足できる結果が得られるように、毎日を頑張ってもらいたいです。
公立高校受験に失敗しても、人生はこれから
そして、もしかしたらうちの娘のように公立高校受験に落ちてしまった方で、この記事を見てくださっている方がいるかもしれませんね。
自分(子)が行きたいと思った高校に行くことが出来なかったことは悔しいですし、「あの時こうしていれば良かった」なんてタラレバが頭の中をぐるぐるしていたりするでしょう。
でも、この受験に失敗した…という誰でもできるわけではない体験は、絶対にこの先の人生の力となるはずです。
受験の失敗は人生の失敗ではありません。
自分を否定することなく胸を張って高校に進学しましょう!
【2023年3月8日追記】高校受験不合格から1年経過しての娘の状況と私(母)の心境、3年経過して大学受験が終了しての状況について別記事で語っています↓
娘の高校受験生活振り返り(高校受験関連記事まとめ)はこちらに↓
それでは、今回はこのへんで。
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