
ここまで塾に通わずに高校受験に挑戦する娘の記録を書いてきた「塾に行かずに高校受験」。
娘の本命校である埼玉の県立高校の入試が、2020年2月28日に無事終わりました。
娘によると、ここまで勉強してきたことの力はほぼ発揮できたとのことですが、自己採点は思ったより点が伸びず。
娘は諦め半分なのか滑り止めの私立に通うつもりでいるようですが、合格発表のその日まで心を落ち着けて待つしかないですね。
ここまで高校受験について突っ走ってきた娘。
ここからは高校に入学するまで穏やかな毎日を過ごすと信じて疑っていませんでした。
しかし、公立高校受験後からの休校という思わぬ展開が待ち受けていました。
今回は、公立高校受験後の中学休校という予想外の事態について、休校の間の過ごし方について書いていきます。
2020年、新型コロナウイルスが猛威を振るう
2020年は東京オリンピック開催でひたすら盛り上がる1年になる…何年も前からそんな事を考えていたのですが。
そんな想像を大きく覆したのが、新型コロナウイルスの存在でした。
中国で発生した新型コロナウイルスは、あれよあれよと日本に上陸し、更に次々と感染者が見つかる状態にまでなってしまいました。
この記事を書いている3月初旬の段階ではイベントの延期や中止が相次ぎ、有名テーマパークも休園するという、これまでに経験したことのない事態が次々と起きている状態です。
そして、マスクやアルコールやエタノールなどの消毒剤は売り場から姿を消し、トイレットペーパーやティッシュペーパー、衛生用品も品薄になっていたりして、未経験の事態にパニックに近い状態になっているようです。
2020年3月に全国の小中高校が休校に
更に、2020年2月27日の夜、全国の小中高で3月2日から春休みまでの期間の休校が要請されるというニュースが流れました。
感染者の出ている地域での休校は予想していましたが、全国一斉に、しかも小中高での休校というのは想像を遥かに超える展開でした。
私はスマホの通知でこのニュースを知ることになりましたが、久しぶりにニュースを見て変な声が出ました。
受験前日の休校の可能性に動揺
埼玉県の公立高校入試は2020年2月28日(実技・面接の試験もある場合は3月2日も)でした。
そのため、この全国小中高休校要請のニュースを知ったのは、受験前夜というタイミングだったのです。
公立高校を受験する子たちは、2月28日に学校には登校しないため、いつもと変わらなかったはずの2月27日が、最後の中学の登校日になってしまう可能性が突然浮上しました。
中3のカリキュラム的には、この後は卒業式の練習位しかなかったのですが、それでもいきなりの「もう中学に行かないかもしれない。もう卒業式もないかもしれない」という可能性に娘は動揺。
27日には中学からのお知らせは何もない状態(要請前なので仕方ない)なので、「受験の後」が見えないまま高校受験本番に臨むことになりました。
休校が正式に決定…卒業式は開催
休校がどうなるか見えないまま2月28日を迎え、娘は予定通り公立高校入試に臨みました。
娘の入試が終わるかどうかの頃、学校から連絡があり、27日のニュースの通りに3月2日から春休みまでの間の休校が決定しました。
そして、心配していた卒業式は、先生方と子供達だけで予定通りの開催に。
保護者としては参加出来ないのはちょっと残念な気持ちもありましたが、感染対策を考えると仕方ないですし、とりあえず2月27日が最後にならなかっただけ良かったのかもしれません。
休校が正式に決定したため、高校受験が終わった娘は突然の春休みスタートのような状況になりました。
休校中の娘の過ごし方
色々とバタバタした状況での休校スタートになりましたが、もう休校になってしまったので、しょうがないものはしょうがないです。
普通の春休みと違い感染防止目的の休校なので、あまり外に出掛けるわけにもいきません。(ニュースでは出掛ける子もかなりいるという話も聞きますけどね)
そのため、娘は基本的に家で過ごすことになりました。
幸いというか、元々インドア派なので家で過ごすことに苦痛を感じるタイプでなかったのが救いでした。
実際に休校期間中に娘がやっていたことを挙げていきます。
その1・スタディサプリ

高校受験も終わり、実質的に高校入学までの春休みのような状態になっているので、勉強から完全に解放されている子も多そうですよね。
ただ、勉強しないで遊びっぱなしだと高校に入ってから苦労しそうなので、1日1時間だけでもスタディサプリはやるようにしています。
スタディサプリには中学総復習という講座が用意されているので、中学の学習を振り返ることができます。

更に、高校の勉強も「超入門」という入り口的な講座がありましたので、こちらも活用させています。

進研ゼミ中学講座も受講中ですが、こちらは3月いっぱいで退会予定のため、これまでなワンポイントリリーフ的な使い方をしてきたスタディサプリですが、メインで使うように移行していきます。
その2・読書
しばらく積極的に外出できないだろうということで、書店で色々な文庫本を購入しました。
金銭的な理想では図書館を利用したいところでしたが、地元の図書館は休館が決定していたので、利用していません。
一番意外なセレクションだったのは、太宰治の「人間失格」。
娘によると、中学の国語の授業で生徒が本を紹介するコーナーがあり、人間失格を紹介している子の話を聞いて興味を持ったそうで。
驚きましたが、この長期休暇に様々な本を読むことは人生においてプラスになりそうですね。
その3・dアニメストア

すみません、もう勉強関係ないですw
受験が終わった今、勉強一辺倒になるのはあまりに可哀想なので、ずっと利用しているdアニメストアでこれまで我慢させてきたアニメの視聴を自由にさせています。
受験勉強期間中も色々と観たいアニメがあったようなので、どんどん観させている感じですね。
とりあえずは話題になっていた「鬼滅の刃」を観始めているようです。…私も観てみようかな…?
その4・U-NEXT
U-NEXTは、今月お試しで加入しました。
U-NEXTはアニメ以外にも、ドラマや映画、バラエティー番組などの映像コンテンツが豊富にあるので、1ヶ月ほどの巣ごもり生活も楽しく過ごせるのではないかと思ったのがきっかけです。
そしてU-NEXTには、NHKの番組が見放題になるオプション的プランというものもあります。
U-NEXTを利用すると貰えるポイントで、NHK番組のプランも観られるようになります。
※無料お試しの場合は、付与されるポイントだけではNHKプランの支払いが出来ないため、400円ほどの費用負担が必要です
娘は歴史が大好きなので、このNHKプランで観られる大河ドラマや歴史秘話ヒストリアを、いきいきした表情で観ています。
朝ドラもラインナップに含まれているので、私もスキマ時間に楽しもうかな?と思っています。
以上の4つをメインに、休校期間をできるだけ楽しく過ごせるようにしています。
さすがに勉強で楽しく過ごす…は無理がありますが、動画をながら見させることで受験後の勉強のしんどさは軽減されているのではないかと思いたいです。
本当は外でも遊ばせたいけれど
この半年余り、特に2020年に入ってからはほとんど家で勉強させていた状態だったので、受験が終わったら色々なところにお出かけさせたいと思っていたんですよね。
受験前には家族との外出だけではなく、友達とも遊びたがっていた娘。
親としても、小中学校生活の中では一番長い春休みを満喫してもらえたら…と考えていたので、思うように外出できなくなった現状はただただ残念です。
自力ではどうしようもない感染症のことなので、仕方ないことではありますが。
新型コロナウイルスの流行がいつ落ち着くのかは全く見えず、4月の高校の入学式だって予定通り行われるのか不安しかありません。
なんとか、今の非常事態な状況が少しでも早く収まって欲しいですね。
それでは、今回はこのへんで。
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