ブログ用の画像を圧縮(軽量化)した方がいい理由と、実際に私が利用していた方法を紹介します

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ブログ用の画像は圧縮(軽量化)した方がいい理由と、実際に私が利用していた方法を紹介します

ブログの記事を書く際に、記事内に画像を貼り付けることは多いと思うのですが、画像、そのままブログに貼っていませんか?

もしそのまま貼っているのであれば、画像を圧縮(軽量化)して貼った方がいいかもしれませんよ。

なぜ画像を圧縮してから貼った方がいいかというと、画像のデータは、テキスト(文章)のデータに比べてかなり大きいからです。

今回は、ブログ用に使う画像を圧縮してから貼ることのメリットと、実際に私が使っていた画像を圧縮する方法を紹介していきます。

それでは、本題に入ります。

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ブログ用に使う画像を圧縮するメリット

ブログには、アイキャッチ・記事内の内容をわかりやすくする補足として・長文の記事を読みやすくするために画像を使うことが多いですが、正直ブログ記事に使う画像のデータを軽くする(圧縮する)作業は正直手間がかかりますし、面倒くさいですよね。

ただ、手間がかかったとしても、画像を軽くしてあげるとメリットが大きいのです。

ブログ用の画像を圧縮するメリットについて説明していきます。

ブログの容量が圧迫されることを防げる

無料サービスのブログ(Ameba・livedoor・はてなブログ等)を利用する場合でも、サーバーを契約してWordPressを利用する場合でも、ブログに使用できるデータの容量が決まっている場合がほとんどです。

例えば、はてなブログを無料版で利用した場合(基本的に、はてなフォトライフというサービスで画像をアップロードして使う形になります)、月間300MBまでとアップロードの容量が決まっています。

Just a moment...

あまり記事を更新しなかったり、投稿しない場合には特に問題のない容量ですが、基本的にデータ容量の多くなりがちな写真を何枚もアップするような使いかたをしているとアップロードの制限に引っかかってしまう可能性があります。

そしてアメーバブログの場合だと、無料プランの場合アップロードが3MBまでとなっているので、スマホで撮影した画像がアップロードできない可能性も十二分にありそう。

画像のアップロード容量、フォルダ容量を増やしたい|Amebaヘルプ
ブログにアップロードができる画像は容量、フォルダ容量には制限があります。なお、有料プランにお申し込みいただくことで、画像アップロード容量が10MBまでとなり、画像フォルダ容量は無制限になります。※Instagramから連携投稿した画像はIn...

あらかじめ圧縮して軽くした画像を貼ることで、データ容量がすぐにいっぱいになってしまったり、容量制限でアップロードができない…という事態を避けることが出来ます。

画像データが軽いと、早く画像=ページを表示できる

テキスト(文章)の部分は基本的にデータが軽いため、すぐに表示されます。

一方、画像はデータが重いため、表示させるために読み込みが発生してしまい、全ての情報が表示されるまでに時間がかかってしまう場合があります

ブログに限らず、サイトを見る時になかなか画像が表示されなくてイライラしてしまった経験、ありませんか?

どうしても画像を見たいと思うようなサイトなら待てるかもしれませんが、たまたま検索で見つけたようなサイトの場合だと、表示されるのを待たずに、別のサイトを見に行ってしまいますよね。

せっかく自分のブログを見に来てくれた人が、画像がなかなか表示されないせいで記事を見ずに離脱してしまう。

そんな悲しい事態を避けるためにも、画像を圧縮してデータを軽くしておくことで、早く画像を表示させることがとても重要なのです

一方、画像圧縮のデメリットも存在します。

  • 圧縮具合によって、または圧縮を繰り返すことで画質が粗くなってしまう
  • 圧縮した画像を圧縮前の状況に戻すことができない(JPEGの場合)
  • 圧縮の手間がかかる

ブログ用の画像圧縮で一番気になるのは、画質が粗くなってしまう可能性があるということでしょうか。

個人的には何度も圧縮したりするようなことがなければ問題がないように思いますが、画像にこだわりが強い方が見た場合には違和感を覚えることもあるかもしれません。

元の画像は残した状態で、ブログ用に圧縮した画像をアップする…といった工夫はしておいた方がいいかと思います。

次の項目からは、私が実際に使っていた、画像を圧縮(軽量化)していた方法を紹介していきます。

私が実際に使っていた、画像を圧縮させる方法

私はこれまでいくつかの方法で画像を圧縮させていたのですが、実際にスマホで撮影した画像を圧縮し、どのくらいデータが軽く出来るかを検証しつつ(一部未検証のものもあります)、画像圧縮で使っていた方法について紹介していきますね。

記事に掲載している画像は、あらかじめ圧縮済みの画像を使用しています。

今回検証に利用したのはこちらの画像。

画像のデータ容量を確認してみると「3.63MB」。
先程説明に出したアメーバブログ・無料プランだとアップロード制限に引っかかってしまう状態になりますね。

この重めな画像をブログ掲載に耐えうる状態に圧縮させてみます。

トリミング

画像のいらない部分を切り取ってしまうトリミング。

いやいや、そんな情報求めてないよ…と思われそうですが、実は結構データを軽くすることができるのです。

今回、画像左側の部分をざっくりカットした状態にトリミングしてみたわけですが、トリミング後のデータを確認すると「2MB」までデータが軽くなっていました。

トリミングのメリットは、さらにこの次からの項目で紹介する方法と重ね合わせることで、さらに画像データを軽くすることができること。

イラストや写真など、画像全体を見せたい場合には向きませんが、表示させなくても問題ないと感じる箇所が含まれる画像の場合は、まずトリミングしておくことをおすすめします。

スマホなら画像閲覧アプリ内にトリミング機能が用意されている場合もありますし、パソコンなら標準装備されている「ペイント」アプリでトリミングすることが可能です。

画像閲覧アプリから画像編集できる場所(Xiaomi 11T Proの場合)
Xiaomiスマホの場合、画面下のメニューからトリミングなどの画像編集が可能

ゲーム画像の場合、クレジット表記を必ず表示させる必要があったり、トリミングを禁止している場合もあります。
あらかじめ画像をアップしたいゲームの規約を確認しておくといいかもしれません。

Googleフォト

Googleフォトは、画像をクラウド保存出来るサービスです。
Androidのスマホを使用している方であれば、お世話になっている方も多いのではないでしょうか?

Googleフォトは無料で利用する場合15GBの保存容量の制限がありますが、「保存容量の節約画質を」選択することで、より多くの画像や動画を保存できる仕組みとなっています。

節約画質で保存できる機能を利用することで、元の画像より容量を軽くしたものをダウンロードする事が出来ます

元の画像をGoogleフォトにアップロードした上で、ダウンロードするのですが、同一端末でのアップロード&ダウンロードは不可能(デバイスに追加のメニューが表示されず、デバイスから削除…しか表示されない)です。

そのため、元の画像を端末に残したい場合は、別の端末やパソコンからダウンロードして下さい

ちなみに、今回の画像をパソコンのGoogleフォトからデータ容量を確認したところ、1.8MBになりました。
下の画像をスクショした後、実際にダウンロードしたところ「1.67MB」と、わずかながら更にデータが軽くなっているのを確認しました。

Googleフォト・画像容量の確認

正直、Googleフォトのみで圧縮を終わらせるには物足りなさはあるのですが、それでも元のデータ(3.6MB)からほぼ半減したので、圧縮効果は確実にあると思います。

スマホの画像をアップロード→パソコンでダウンロードして使えるという手間の少なさは利点かも。

LINE

スマホを利用していれば、お世話になっている人も多いであろうLINE

トーク画面に画像を添付することができますが、この画像は自動的に容量が圧縮された状態になります。

その機能を利用し、ブログに使用する画像をトーク画面に貼る→貼った画像をダウンロードして使うことで、容量が軽くなった画像を使うことが可能です。

ブログの画像を友人や家族とのトーク画面に貼る…というのはさすがに抵抗がありますので、自分だけのグループを作成すれば、好きなときに画像を圧縮することができます

LINEのホームで「グループ作成」を選択し、友だちを誰も選択しないで「次へ」をタップすれば、自分だけのグループが作れます。

LINE・自分用のグループの画面
画像を投稿しても自分しか見えない状態にできる

自分だけのグループが出来たら、誰かに画像を送信するのと同じ要領で画像を送信し、アップロードされた画像をダウンロードします。

ダウンロードした画像のデータを確認すると「268KB」。

Googleフォトの「1.8MB」が圧縮されていたのか分からなくなるレベルでデータが圧縮されています。1MBが1000KBなので、3600KBが268KBになったということに。

LINEにアップロードした画像の情報

ただ、がっつり圧縮されているのには理由があって、画像の解像度が3000×3000だったものが1280×1280に変わっているのですよね。

画質は多少粗くなっているような気もするので、ブログ用と割り切るならアリですが、ある程度の画質を保ちたいと考える場合は他の方法を検討したほうがいいのかもしれないです。

なお、LINEを利用して画像を圧縮させる場合、くれぐれも使用するトーク画面をよく確認して、ブログの存在を知らない方にアイキャッチ画像を送ったりしないようにしましょうね。汗

TinyPNG

TinyPNG – Compress WebP, PNG and JPEG images intelligently
Free online image compressor for faster websites! Reduce the file size of your WEBP, JPEG, and PNG images with TinyPNG’s...

TinyPNGは、サイト上で画像を圧縮することができるツールです。
会員登録やインストールは一切不要かつ無料で利用できるため、かなりお世話になっていた画像圧縮の手段でした。

パソコンで利用するイメージが強いかもしれませんが、スマホでも問題なく利用できますよ。

TinyPNG・スマホから見た画像
会員登録なしですぐ利用できて使い勝手が良い

画面中央の下向きの矢印が表示されているところをクリック(タップ)して圧縮したい画像を選択し、アップロードが完了の表示が出たらダウンロードすれば完成。

TinyPNGで圧縮した結果、データは830KBに。

TinyPNGで圧縮した画像の情報

LINE画像よりもデータは重いですが、解像度が3000×3000のままで1MBを切っているので、画質をそれなりに保ちつつ圧縮する方法としてはかなり有能なのではないかと思います。

手軽に画像圧縮ができるため、ブックマークに入れておくと何かと便利です。

TinyPNG – Compress WebP, PNG and JPEG images intelligently
Free online image compressor for faster websites! Reduce the file size of your WEBP, JPEG, and PNG images with TinyPNG’s...

TinyPNGを無料で使う場合、圧縮できる画像の元のサイズは5MBまで・最大20枚の制限があります。

縮小専用。(検証無し)

すでにアンインストールしてしまっているため今回は未検証ですが、過去にお世話になっていたので紹介させてください。

PC用フリーソフトの「縮小専用。」を画像圧縮によく利用させていただいていました。

縮小専用。
定番の複数画像一括縮小ツール

ピクセルサイズを指定することが出来たり、縮小専用。を開いて画像をどんどんドラッグ&ドロップすることで次々と画像が圧縮されていくのが便利ですし、TinyPNGのような枚数や容量の制限がないためとても手軽に大量の画像を軽くすることができました。

現在はスマホで画像を圧縮することも増えたため、PC専門の縮小専用。は使わなくなってしまったのですが、PC中心でブログの編集をする方には今でもなお便利なソフトではないかと思います。

私の記事ではありませんが、縮小専用。の解説記事を見つけたのでリンクを貼っておきます。

画像を軽量化して、画像が多くなっても快適なブログになったらいいな(希望)

ここまで、ブログの画像を圧縮することのメリットと、実際に私が利用していた画像を圧縮する方法をいくつか紹介してきました。

私自身、WordPressでブログを運用するようになるまでは、あまり画像圧縮の必要性を理解しておらず、適当に画像を貼ってしまっているような状態でした。

正直最初は面倒だな…と思っていた画像圧縮ですが、慣れてくるとブログをアップするための作業の一部になってきた感があります。

いまやブログに画像は必要なもの。

せっかく自分の記事を見に来てくれた人が、最後まで読んでもらえるように、画像も見やすい状態を目指していきたいものですね。

それでは、今回はこのへんで。

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